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ZEH基準を満たす賃貸集合住宅が完成!オーナーや入居者のメリットとは?

ZEH基準

ZEH基準を満たす賃貸集合住宅

最近増加しているZEH住宅は、戸建て住宅に多い印象がありました。
しかし、この度、大東建託株式会社と太陽光発電システムを開発・販売する京セラ株式会社が協力し、ZEH(ゼッチ)基準を満たす賃貸集合住宅を完成させました。

この、日本初となる画期的な賃貸集合住宅、どのような物件か気になりますね。ZEH住宅のことをあまり知らない人は、この機会にチェックしてみましょう。

ZEHの定義とは?

『ZEH(ゼッチ)』とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称です。
自宅で太陽光発電システムでエネルギーを創り出したり、断熱窓などや省エネ機能付きの設備を採用したりして年間の一次消費エネルギー量の収支をプラマイゼロにすることを指します。

エネルギーを節約することで地球温暖化の進行を防げるだけでなく、光熱費の節約にも期待ができます。政府は、2020年までに標準的な新築住宅のZEH化を推進しています。

大東建託オリジナルのZEH賃貸はどんなもの?

静岡県

静岡県伊東市にできた賃貸集合住宅


2017年11月30日に完成し、その翌日から入居開始となったZEH賃貸集合住宅の『ルタン』。
静岡県伊豆市に建てられた『ルタン』は、すでに全室入居契約済みとなっているほどの人気を博しています。

『ルタン』には太陽光パネルの設置可能な招き屋根や小屋裏や床下の断熱性向上、さらには省エネ性の高い『アルミ樹脂複合サッシ』を採用し、戸建て住宅のZEH基準をクリアしている点が特徴です。

さらに、低圧での電力の受電、余剰電力の売電、各戸への太陽光発電電力の分配などを電力会社との間で一括して行う『低圧一括受電システム』を採用することで、光熱費の削減や環境負荷の低減に貢献します。

これらの工夫は、入居者だけでなく、オーナーにもメリットが生まれます。

オーナーと入居者にどんなメリットがあるの?

オーナーのメリットは、建物の高性能化が成功したことで、資産価値を向上させることができる点です。
また、快適な住空間のおかげで、入居希望者の増加を望めるほか、太陽光発電システムや低圧一括受電システムの採用で、事業性を高めることができます。

入居者は断熱性の高い住宅に住むことで、光熱費が削減でき、夏は涼しく冬は暖かい快適な暮らしができます。
双方にメリットがあるZEH賃貸集合住宅はこれからもますます増えていきそうですね。

ZEH賃貸集合住宅の今後に期待!

『ルタン』に入居希望者が大勢いたことから、今後はZEH賃貸集合住宅の発展が著しくなりそうですね。
環境にやさしい住宅は、心と体も健やかにしてくれるでしょう。

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