こんにちは、ザク男爵でございます。お陰さまでザク男爵の建売マニア「建売住宅購入のプロセス」は、今回で最終回となります。ご愛読ありがとうございます。
vol.1はこちら:3ステップで理解する建売住宅購入の流れ
vol.2はこちら:建売住宅の賢い選び方と4つの注意点。性能・保証内容を重視しよう
vol.3はこちら:結局いくらかかるの?建売住宅の諸費用あれこれ
vol.4はこちら:初めて内覧会に行く前に知りたい、建売住宅の内覧会9つのチェックポイント
vol.5はこちら:建売住宅購入で失敗しない為に、契約前にやるべき6つのこと
vol.6はこちら:手続きは?必要なものは?建売住宅の契約後の流れを徹底解説!
「収入が足りない。」「住宅ローンが返済できるか不安だ。」「欠陥住宅かどうか心配だ。」
家を買うことは人生において一大イベント。心配や不安、悩みが尽きませんよね。実際私も収入が足りなくて「家なんて買えない」と諦めていたものです。
でも家を諦めていた私も、建売住宅と出会うことでマイホームを持つことができました。
最終回は、「家は買えない」と諦めていた私が建売住宅を買った理由と、建売住宅を買ってよかったことについて、本音で語っていこうと思います。
なぜ建売住宅を買ったのか?
そもそもなぜ私が建売住宅を買ったのか、という理由を簡単にご説明させて頂きましょう。
年収300万で家が欲しい。
私が家を欲しいと思ったのは、妻が二人目の子供を妊娠したのがきっかけでした。
それまでは家族3人で、賃貸アパートに暮らしていました。広さは40平米。ええ、はっきり言って、3人家族でも相当狭かったですね。しかし「家なんて買えない」と思っていたので、半ば諦めながら賃貸アパートに暮らしていました。
私が「家なんて買えない」と思っていたのは、私の企業戦士(つまり社畜)としての収入が低かった(年収300万)からです。これでは、家なんて手を伸ばしても買えない。私はそう思っておりました。
しかし妻が二人目の子供を妊娠したときに、ダメもとで住宅展示場に行ったのが、私の住宅購入のスタートでした。
注文住宅は予算オーバー。中古住宅は妻が住みたくないと言う。
手始めに住宅展示場に行ったのですが、年収300万ではどのハウスメーカーも相手にしてくれません。カタログすら渡してくれないハウスメーカーもいました。注文住宅は完全に予算オーバーでした。
とは言っても、築年数の古い中古住宅はとても安くて魅力的だったのですが、妻から「住みたくない」と猛反対に。何度も説得してみるも、その度にケンカ別れをする始末。楽しいはずの住宅購入が、全然楽しくなかった時期でした。
そんなとき、私は建売住宅に出会ったのです。予算、立地、家の仕様は完璧。そしてピカピカの新築なので妻もご満悦。「これぞまさに運命の家」と衝撃を受けた私は、その2週間後には契約を完了する「即決」で、今の建売住宅を買ったのでありました。