すみかる住生活版

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ハッカ油を暮らしに取り入れ、快適な生活を手に入れよう!

ミントの葉
北海道のお土産のひとつとして知られているハッカ油。ハッカ=ミントですが、このミントにはいろいろな種類があります。

ハッカ油に使われているのは、よく知られているガムや歯磨き粉のフレーバーで目にするペパーミント、スペアミントとは違う『和ハッカ(わはっか)』です。ペパーミントやスペアミントよりメントールが多く含まれるため、爽快感あふれるメントールの際立った香りが特徴です。

ハッカ油は、和ハッカを水蒸気蒸留して精製した天然のものですので、安心して使うことができます。お土産でハッカ油をいただいたけれど、どのように使っていいのかわからない方も多いと思います。

このハッカ油は、覚醒作用、抗菌作用、虫よけ、消臭効果など、生活の様々なシーンで大活躍する万能オイルなんです! どのような使い方があるかご紹介しましょう。

虫よけ効果のあるハッカ油スプレー

北見ハッカ油

北見ハッカ油 出典 https://item.rakuten.co.jp/aimere/k0200006/

虫よけ効果があるハッカ油スプレーを手作りしてみましょう。作り方はとっても簡単です。

ハッカ油スプレーの作り方
【材料】
●ハッカ油5~10滴
●無水エタノール10ml
●水(精製水や市販の飲用水)90ml

これを混ぜ合わせ、スプレー容器に入れたら、でき上がりです。

ただし、スプレーを購入するときに、ひとつ注意事項があります。
スプレー容器ですが、ポリスチレン(PSで表記)のものを使ってしまうと、ハッカ油のリモネンという成分により、溶けてしまいます。

PSのマークの付いたポリスチレン容器には入れないよう、注意してくださいね。
ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン製(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)なら大丈夫です。もし、素材がわからないようなら、ガラス容器を使いましょう。

参照:健栄製薬 ハッカ油を安全に使うためのルール
https://www.hakkayu.jp/column/column10/?utm_source=ycd&utm_medium=yahoojp-p4-ci-es

できたハッカ油スプレーは、肌に直接スプレーして使うほか、ベビーカー、帽子、かばん、靴下、衣類などにスプレーして使います。

家の中にいるときには、部屋の中に蚊が入ってこないよう、出入り口や窓付近にさっとスプレーをしておいたり、網戸に吹き付けたりしておくと、蚊の侵入を防ぐことができます。このときも、サッシがポリスチレン素材を使っていないか、先にチェックしてから使用してくださいね。

台所では、生ゴミを入れるゴミ箱などに吹き付けて、コバエを寄せ付けないようにしたり、ハッカ油を小皿に数滴垂らして置いておけば、ゴキブリの通り道を塞いだりすることができます。

色々な場面で、ハッカ油の消臭効果が大活躍!

下駄箱

下駄箱の消臭にハッカ油を利用できます


人工的な成分で作られたスプレーや芳香剤と異なり、天然成分のハッカ油は、身体に優しく、きつくない香りです。

口臭が気になるなと思ったときには、200ml程の水に、ほんの一滴のハッカ油を垂らすだけで、即席のマウスウォッシュができます。よくかき混ぜたあと、ゆっくり口に含んで、クチュクチュすれば、ハッカの香りが口のにおいを洗い流してくれます。このとき、ハッカ油を入れすぎないように注意してくださいね。

靴の中や靴箱も、嫌なにおいのする場所のひとつですよね。ここには、コットンにハッカ油を含ませて、使わなくなった古い靴下などに詰めて作った防臭用シューピローを入れておきましょう。

台所のごみ箱や排水溝も、時としてにおう場所ですが、ここにハッカ油スプレーをワンプッシュするだけで、嫌なにおいとさよならできます。ハッカ油には、カビや雑菌が繁殖するのを防ぐ効果もあるため、一石二鳥です。

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