10月は『土地月間』、10月1日は『土地の日』であることをご存知でしょうか。
まだ知名度はさほど高くありませんが、国道交通省が定めている公的な決まりです。
限りある日本の国土はとても大切な資源です。
涼しくなり、お出かけするにちょうどいい時期なので、ぜひ各地で開かれる『土地』の講演会に参加してみましょう。
新たな気づきが得られるはずです。
現在の日本が抱える土地の問題と課題
現在の日本では、土地の所有者がわからない『所有者不明土地』問題が取りざたされています。
さらに、空き家の増加も顕著で、早急な対策が必要と言われているのです。
このような日本の土地事情を鑑み、土地の大切さに気付くことを目的としています。
土地月間にはさまざまなところでイベントが開催される予定されています。
『土地月間』の実施内容
平成29年の『土地月間』は、10月1日(日)~31日(火)です。
国土交通省、地方公共団体、土地関係団体などが協力し合って、講演会や無料相談会の実施を予定しています。
まだ認知度の低い土地月間を広めようと、ポスターやパンフレット、冊子も配布されるので、目にする機会が増えるのかもしれません。
各地で開催されるイベントとは?
土地月間の間は、全国各地で講演会やセミナーが開催されます。
内容はさまざまですが、開催地周辺の土地動向や地価変動、今後の施策についての講演が多いので、住宅の購入を検討している人や、持ち家の不動産価値の動向が気になる人におすすめです。
観光事業に力を入れている北海道や沖縄では、観光地域社会についての講演が予定されているなど、イベントにも地域ごとの特色がうかがえます。
また9月9日~11月9日までの期間で、全国190の市区町村で日本不動産鑑定士協会連合会による『無料相談会』が予定されています。
土地にまつわる相談がある人は、最寄りの無料相談会をチェックしてみましょう。
イベントの詳細日程と内容はこちらから
URL:http://www.mlit.go.jp/common/001202357.pdf
土地月間で正しい理解を深めよう
不動産にまつわる話って、難しくて避けてしまいがち、という人もいるでしょう。
『土地月間』で開催されるイベントでは、講演者たちがわかりやすく説明してくれるので、ややこしい話も理解できるでしょう。
土地問題に強くなると、きっと今後の不動産取引でも役に立てられるはずです。