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話題の『スマートスピーカー』、否定派が多いって本当!?

Google社の『Google Home』

スマートスピーカーが続々登場!


近ごろ、CMや雑誌などでスマートスピーカーを目にする機会が増えました。
しかし、どんなものなのか、詳しく知らない人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マクロミルが行った『スマートスピーカーについての調査』をご紹介します。スマートスピーカーに対する世間の人々の意見はさまざまで、興味深いものばかりです。ぜひチェックしてみてください。

スマートスピーカーが続々登場

さまざまな会社から登場しているスマートスピーカー。2017年10月5日にLINE社の『Clova WAVE』、10月6日にGoogle社の『Google Home』、11月15日にはAmazon社の『Amazon Echo』が販売開始されました。
子どもがスピーカーに話しかけるCMを見て、「便利そう」や「楽しそう」と感じている人もいるかもしれませんね。しかし実際のところはどうなのでしょう…。

認知率は62%だけど持っている人は…

スマートスピーカーの認知状況 調査結果

認知度は高くなってきている


「スマートスピーカーを持っている(1.1%)」、「製品について知っている(21.9%)」、「名前は聞いたことがある(38.7%)」を合わせると約62%。職場や家庭で話題に上ることが多いのかもしれません。

しかし、持っている人はわずか1.1%と少数派です。まだ販売されて間もないので、様子を見ている人が多いのでしょうか。

スマートスピーカーが欲しいですか?

スマートスピーカーの購入意向 調査結果

購入したくない人が約半数


次は、スマートスピーカーの購入意向についての調査結果です。
「ぜひ購入したい(1.8%)」、「やや購入したい(11.9%)」を合わせると約14%。認知していても、購入までは考えていない人が多いようです。
「どちらとも言えない(33.5%)」が多いところを見ると、今後さらに認知度が上がり家庭に定着すれば、購入する人は増えるのかもしれませんね。

音声アシスト利用者からの認知率・購入意向が高い

スマートスピーカーの認知状況(音声アシスト機能の利用状況別)調査結果

スマートスピーカーの認知状況調査結果


携帯電話やパソコンなどの音声アシスト機能を利用する人と利用しない人で、スマートスピーカーの認知率に差があることがわかりました。
音声アシスト機能を使い慣れていて、その使い方や便利さを知っている人のほうがスマートスピーカーを保有、または認知しているようです。

スマートスピーカーの購入意向(音声アシスト機能の利用状況別)調査結果

スマートスピーカーの購入意向調査結果


購入意向についても同様で、音声アシスト機能利用者のほうがスマートスピーカーの購入に前向きだという結果に。音声アシスト非利用者のスマートスピーカー保有率はゼロでした。

スマートスピーカーは流行りますか?それとも…

スマートスピーカーの流行予想

スマートスピーカー肯定派は約4割


今後、スマートスピーカーが流行ると考えている人は、「絶対に流行る(2.6%)」と「流行りそう(37.3%)」を合わせて約40%。現時点では否定的な意見の人が多いようです。
さらに否定派の中には、「絶対に流行らない」と感じている人が7.4%もいることがわかりました。

スマートスピーカーの魅力とは

スマートスピーカーで魅力に感じる機能

手で操作しなくていいのは便利かも


最後に、スマートスピーカーの魅力は何なのか聞いてみました。
1位は「音楽の再生」で、約60%の人が魅力に感じているようです。以下、「天気やニュースの読み上げ」、「スマート家電の操作」と続きます。

スマートスピーカーを使えば、音声だけで気分に合わせた曲を流してくれたり、出かける準備をしながら今日の天気を知ることができたりと、生活がより便利で豊かになりそうですよね。

こんなことができたらいいな!

暮らしに溶け込めば便利に使えそうなスマートスピーカー。「こんな機能があったらもっといいな」という声をピックアップしました。

  • 子どもが帰ってきた時に自動的に音声でメッセージを再生してくれること。(44歳、男性)
  • 料理のレシピを、作業するタイミングに合わせて読み上げてくれると、便利だなと思う。(42歳、女性)
  • 一日のスケジュールを管理してくれて、朝の目覚ましから、予定を入れた時間になったら知らせてくれる。(38歳、女性)

今後もスマートスピーカーから目が離せない!?

話題性の大きさに反して、購入意向のある人が少ないことが分かった今回の調査。しかし、実際に使ってみると、便利さや楽しさから、家になくてはならない存在になるかもしれません。
今後もスマートスピーカーの機能や利用者の声に注目です。

【調査概要】
調査主体:マクロミル
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:全国20~59歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法:平成27年国勢調査による、性別×年代別の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間:2017年10月27日(金)~29日(日)

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