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世田谷区が2年連続でトップ。『売りたい市区町村ランキング』が発表

世田谷区

売りたい市区町村ランキング発表

これまで長年住み続けてきた住宅も、ライフスタイルに合わせて住み替えたいと考えている人も多いでしょう。
日本には数多くの市区町村がありますが、『家を売りたい』と考えている人はどの地域に多いのでしょうか。

今回は、不動産関連の比較サイト『スマイスター』を運営する株式会社シースタイルが行った、『売りたい市区町村ランキング 2018』の結果を紹介します。

『売りたい市区町村』トップは東京都世田谷区

ランキング

売りたい市区町村トップ10(スマイスター調べ)

『売りたい市区町村ランキング 2018』のトップに立ったのは、東京都世田谷区。
2017年1月から12月にかけて行われたこの調査では、毎月トップ10以内に入っていたことから圧倒的な強さがわかります。

そんな世田谷区では、ここ数年空き家が急増していて、5年前と比較すると3.5倍も多くなったのだそう。
2年連続で首位につけているのは、こうした世田谷区の空き家事情も関係しているのかもしれません。

2位から10位内には、練馬区、大田区、足立区、江東区、板橋区、杉並区、新宿区と東京都の8区が占めています。

昨年5位だった鹿児島県鹿児島市は今年は4位にランクアップ。
月ごとのランキングでは12カ月中7カ月もトップ10にランクインしています。

6位には昨年9位だった大分県大分市がランクインしました。
昨年8月には1位を獲得していて、売りたいと考えている人の多さをうかがい知ることができます。

11位から30位の中で注目したいのは、24位の北海道旭川市。
2017年は75位でしたが、2018年には順位を上げました。

旭川市に隣接する東神楽町と東川町がベッドタウンとして栄え、人口が増加したことによる転出が原因のひとつではないかと考えられているようです。

大都市ほど売却したい人が多い?

東京都

売りたい市区町村ランキング31位〜100位(スマイスター調べ)

同調査では、100位までの結果を発表しています。
トップ30には東京都の区・市が数多くランクインしていましたが、30位以下はさまざまな都道府県の市区町村がランクインしています。

2017年の調査ではランク外だった、東京都目黒区や埼玉県所沢市、京都府伏見区が50位以内に入り、『売りたい』と考える人が急増しているようです。

『売りたい』と考えられている都道府県の1位は東京都、2位は大阪府、3位は神奈川県、4位は愛知県、5位は福岡県と、人口の多い都道府県ほど上位にある傾向があります。

反対に『売りたい』と考える人が最も少なかったのは高知県で、以下島根県、鳥取県、福井県、秋田県と続きます。

全市区町村1,896中、査定依頼が全くなかったのは88市区町村でした。

相場を知って賢く売買しよう

自分が買いたい、もしくは売りたいと考えている市区町村はランクインしていましたか?
需給が高い地域や、人口が多い街はそれだけ売買が活発です。
売り時・買い時を見極めるためにも、ランキングを参考にしてみてください。

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