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2017/05/31

エリカにママ友ができない理由 〜マダム・リリーのお悩み相談サロン【Case.1】〜

洋館

とある閑静な住宅街の一角に、ひっそりとたたずむ小さな洋館。
木々にかこまれたその建物には、さまざまな悩みを抱えた人たちが、次から次へと訪れます。

「マダム・リリー」
この洋館でサロンを営む女主人を、彼らはみなそう呼びます。本名、年齢、経歴不詳。

どんな悩みに対しても、「私も経験あるわ」が口癖で、普通は言いにくいようなことでも、サラッと一刀両断するのがマダム流。
解決できるかわからないけれど、そんなマダム・リリーの話を聞きに、悩みを抱える人々が昼夜を問わずやってくるのです。

さて、今宵やって来たのは、茶色の巻き髪にばっちりメイク、大ぶりのイヤリングにゴールドのバングルと、指にはダイヤのリングが光るちょっと派手めの女性。膝上丈のタイトなワンピースに、肩からはシャネルのチェーンショルダーをさげ、クリスチャン・ルブタンのピンヒールを履いています。

いったい、どんな悩みを抱えているのでしょうか?

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リリー:「あら、いらっしゃい。ふふ、ずいぶん気合い入ってるじゃない。でも闇が深そうね。どんな悩み?」

エリカ:「私、今7ヶ月の娘がいる専業主婦なんですけど、全然ママ友ができないんです。結婚してから東京に出てきたので、こっちに友達もいないし親もいないから、毎日家で娘と2人きり。夫も仕事が忙しくて、毎日帰宅が23時頃なんです。

だから、同じくらいの子どものいるママ友と、一緒に子どもを遊ばせたり、ランチしたり、育児の悩みを相談したりできたらいいなって。
児童館や公園、子連れのイベントなんかにも行ってみるんだけど、なんだかあまり声をかけてもらえなくって。むしろ、避けられてるような気もして……」

リリー:「ふうん、なるほどね。あなた、見た目のわりには気が小さいのね。気合い入れすぎて空回りしてる典型よね。

まあ、でもわかるわよ。私も経験あるわ。ママ友戦争なんて、何度くぐり抜けてきたことかしら。そのなかで、ひどい修羅場もあったし、本当の友情を築けた人もいたわ」

エリカ:「そんなにたくさん? 何人お子さんがいらっしゃるんですか?」

リリー:「うふ、それはご想像におまかせするわ。さあて、あなたにママ友ができない理由、教えてあげましょうか?」

エリカ:「はい、お願いします! マダム・リリー!」

マダム・リリーからの助言

リリー:「あのね、何よりダメなのが、あなたのその格好よ。あなた、豊洲か品川あたりの大型タワーマンションとかに住んでるんじゃない?」

エリカ:「そ、そうです。豊洲のタワーマンションの中層階に住んでます。なんでわかるんですか?

あのあたりのお母さんたちって、みんないつも綺麗にしてるし、引っ越す前にネットとかドラマとか見てたら、ママ友カーストがあるとかって……。貧乏くさい格好してたら、カーストの最下層にされて、仲間に入れてもらえないって聞いてたから」

リリー:「オホホホホ。完全に、世間の流言におどらされてるわね。いい? 確かに、そのあたりのタワマンには、どちらかというと富裕層が住んでいて、お母さんたちもみんな小綺麗にしているでしょうね。

でも、本物の大金持ちは一部よ。あとはたいてい普通のお母さん。みんな、自分とたいして違わない生活レベルで、同じような価値観を持った人とママ友になりたいと思っているのよ」

エリカ:「わかります。私も、多少は夫の給料がいい方だけど一般家庭だし、同じような普通のお母さんとママ友になりたいんです」

リリー:「オホホ。あなた何もわかってないわね。普通のお母さんは、ルブタンのピンヒールは履かないのよ。だいいち、それで子どもを連れて歩いたらあぶないでしょ。アクセサリーも、子どもがひっぱったりするから普通はあまりつけられないし、ダイヤの指輪も子どもに当たったらあぶないわ。

シャネルのバッグはまあいいとして。でも、子どもに汚されても文句は言えないわね。それに、その膝上丈のワンピース、公園でしゃがんだりできるのかしら」

エリカ:「た、確かに、育児には適してないなって思っています。実際に子ども連れのときにはもうちょっと抑えてるし……。それに、家の中では汚れてもいいようなスウェットを着てるんです」

リリー:「それよ。あなた本当は、楽で育児しやすい格好をしていたいんじゃないの?

でも、周りのお母さんたちに下に見られちゃいけないと思って、こっちにくるときに慌てて、ブランド物や華やかな洋服やアクセサリーを買いそろえた。違うかしら?」

エリカ:「……そうです。せっかく買ったし、外出するときには、精一杯着飾っていました」

リリー:「ふふ、やっぱりね。でも、その気持ちはわからなくないわ。

確かに、昭和のお母さんみたいに、自分の身なりにはかまわず、髪ふりみだして育児みたいなタイプは、今の時代には流行らないわね。特に、あなたの住んでる場所では浮いてしまうでしょうね。

ただ、あなたのその格好は、夜の女性や、若いモデル、もしくは華やかな職場の独身女性だったら正解かもしれない。でも、お母さんとしては、逆に洗練されていないのよ」

エリカ:「ええ!? そうなんですか?」

リリー:「お母さんとして洗練されているのは、すっぴん風だけどきちっとしているナチュラルメイク、小ざっぱりと綺麗にまとめられた髪、育児の邪魔にならない程度の小さなピアスやネックレス。リングは飾りがとび出していないものならOKよ。

それに、動きやすくてシンプルだけど、適当ではなく、ちゃんとセンスのよい店で選ばれていて、手入れのいき届いたシャツやパンツ。そして、機能とデザインを兼ね備えたローヒールのパンプスやサンダルよ」

エリカ:「な、なるほど。そう言われてみればそういう人が多いかも……」

リリー:「どう? あなたの気合いが裏目に出ていたのがわかったかしら?

夜の女性のような格好をしたあなたを見たほかのお母さんは、『あの人、生活も派手そう。子どものことをちゃんと考えているのかしら。私とは合わないかも』そう感じたでしょうね。それじゃあ声はかけられないし、避けられてしまうかもしれないわ」

エリカ:「……はぁ。すごくよくわかりました。ありがとうございます。これからは、お母さんとして洗練された格好をして、周りのお母さんたちに溶けこめるように頑張ります!」

リリー:「それもいいかもね。でも、それだけが正解ではないわ。私なんか、あなたの数倍は派手だったし、世間のお母さん像からはかけ離れた生活してたわよ」

エリカ:「ええ!? 言ってることと違うじゃないですか!」

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