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家がほしい! ひだまり家族の山あり谷あり一戸建て購入物語

赤青黄の人形と白い家のフィギュア

このお話は、ひだまり家族(仮名)が主人公の物語です。

ひだまり家族は、都内近郊の賃貸マンションに住む、30代前半の夫婦と子どもひとりの3人家族です。
住んでいるマンションは傾斜家賃制度で、長年住むと家賃が上がっていく仕組みのため、子どもの幼稚園入園を機に引っ越しを考えていました。

「できれば、一戸建てに住みたい!」
それぞれの実家が戸建てだったひだまり夫婦は、隣家との密接度の高いマンションよりも、隣家との空間が多少なりとも保たれる戸建てに住みたいという願望が強かったのです。とはいっても、少ない予算で戸建て購入は難しそう。

もうすこし頭金を貯めてからにしようかな?これから教育費もかかるだろうし、もうひとり子どもが欲しいし……。あれこれ思い悩んでいるひだまり家族の住宅購入願望を後押ししたのが、マンション内の引っ越しラッシュ。 

ひだまり家族は、その波に乗るべく、いよいよ住宅購入の一歩を踏み出したのです。

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家のフィギュアと四つ葉のクローバー

「一戸建てに住みたい!」と思ったひだまり家族でしたが、頭金・予算が少ないため、一戸建て購入は非現実的です。

ため息まじりのひだまりさんが最初に目をつけたのが、新聞の折り込み広告でした。毎週末をねらって、マンションの内覧広告が山ほど届きます。
買う気はないけれど、ちょっと見てみたいという気持ちがわきあがり、とうとう近場のマンションを内覧することになりました。

小洒落た部屋をじっくり見ていると、「ここにテーブルを置いて、子供部屋はこっちで、キッチンは対面式ね。ここでご飯をつくって……」などと、妄想がふくらみます。

「でも、もう少し広い間取りがいいな。」
どのマンションを見ても、同じ間取り、同じ広さに見えてしまうのが難点でした。しかし、床や天井、壁の厚さに安心感があるような、しっかりしたつくりだと、それだけ価格もアップします。

さらに頭を悩ませたのが、「管理費を一生払い続ける」ことでした。住宅ローンが終わっても、それなりの金額の管理費を払い続けなくてはいけないことに、ひだまり家族は思い悩みました。

(いくらお金を払っても、自分の家になったとしても、地震がきたら、壊れたら、そこに住めなくなってしまうよね。)
(その点、一戸建てなら家が壊れても土地があれば立て直せるし、固定資産税を払い続けても、手元に残る感があるものね。)

内見したマンションは、比較的お手頃価格だったため、大きな道路沿いや、線路沿い、または、駅から離れた山の中が多かったのです。
駅近を探そうものなら、いきなり価格が跳ね上がります。駅から離れれば駐車場は必須なのに、住宅ローンの他に、管理費や駐車場料金が上乗せされ……。ひだまり家族は、マンションを見くびっていました。

結局、戸建てだろうがマンションだろうが、お金がかかるのは一緒だという結論に至ったのです。マンションを候補からはずし、一戸建て購入へ気持ちをシフトしたのでした。

あこがれの注文住宅 夢がふくらむ住宅展示場

マンションを候補からはずしたひだまり家族。「やっぱり一戸建てよね!」と、気持ちは高ぶります。
内覧会で部屋をイメージできるマンションと違って、一戸建てはほとんど内覧することができません。ですから、自分勝手に理想の家を思い描くことしかできませんでした。

もっと具体的に想像するにはどうすればいいのだろうと考え、思いついたのは、気になっていた住宅展示場でした。そうして、子どもとの散歩がてらに住宅展示場を訪れ、あこがれの注文住宅購入の夢を体感することにしたのです。

公園を散歩する感覚で訪れた住宅展示場には、広々とした立派な家が建ち並び、気分は高級住宅地に住むハイクラスの家族です。中でもひときわ目を引いた北欧住宅に、勇気を出して入ってみることにしました。

木のぬくもりがやさしくて、「これこそ自分たちがもとめていた家だ!」そう思ったひだまり家族は、「話を聞くだけでも、見るだけでも」という親切な営業マンに感動して、小さな家でも建てられるか検討することになりました。

ガーデンパーティーやクリスマス、新築の内覧会ツアー。展示場のイベントに参加するたびに、「夢がどんどん近づいている!」……つい、そんなふうに思ってしまいます。品のいい営業マンは、決して押してくることはなく、月日ばかりが流れていきました。

結局、土地購入や住宅ローンの話、実際の予算の話などほとんどないまま、北欧住宅のサクラになったひだまり家族は、坪単価のカラクリや、メンテナンスの大変さがわかってきた頃、どんなに建てたくても無理なものがあると学んだのでした。

「住宅展示場なんて行っちゃいけなかったのね。」
こうして、現実に戻ってきたひだまり家族は、自分たちに見あった建売一戸建てを探すことにしました。

新聞広告とネットで家探し 掘り出しもの物件があった!

3個並ぶ家のフィギュア、白壁に緑

住宅展示場をあとにしたひだまり家族は、北欧住宅が脳裏に焼きついて忘れられません。「どうにか、それに近い家を見つけたい!」と、新聞広告やネットで見当をつけ、自力で北欧風の物件を探すことにしました。

気に入った物件があれば、担当者に連絡を入れて現地を見学したり、ファックスで物件の詳細を送ってもらったりしました。広告以外の他の物件をたくさん紹介してくれる会社もありました。

そして、マンションから家探しをはじめて2年ほどたったある日、ある会社が未公開物件があるから見学しないかと打診してきたのです。家探しに疲れていたひだまり家族は、あまり期待せず見せてもらうことにしました。

そこは、今住んでいる場所から近く、幼稚園の通園範囲内でした。まだ畑を整地したばかりでかなりの傾斜地にありましたが、前方に家が建つ予定はなく、見晴らし、風通し、日当たり良好、想定予算内と、条件にぴったりです。
完成図を見せてもらうと、外観は、明るい外壁の北欧風。探し求めていたものが、やっと目の前に現れたのです。

ひだまり家族の胸は高鳴ります。

でも、即答して大丈夫なのだろうか? 騙されたりしないだろうか?
そうこう思いを巡らせているうちに、「即答しなければ、すぐ次の人に紹介したい好物件です」と、営業マンが迫ります。

ひだまり家族は、ちょっと考えましたが、速攻で決断しました。少ない頭金・予算でしたが、優柔不断ながらも粘り強く希望の物件を探したことで、自分たちに見あった掘り出しものの物件に出会えたのです。心配だった住宅ローンの申請も通り、長かった家探しは幕を閉じるのでした。

不動産は「ご縁」だといいますが、本当にそうですね。もし、住宅購入を迷っているのなら、はじめの一歩を踏みだすことをおすすめします。

文:神木ひろ見

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