すみかる住生活版

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居住環境と結婚の有無によって違う!アンケートから見るご近所さんとの関係

パソコンを見ながら考え込む女性

ご近所さんとの関係、良好ですか?

生活していく中で避けては通れないのが近所づきあいではないでしょうか。
近所づきあいには、メリットはもちろんですが、ときにはデメリットもあるようです。
そこで今回は、株式会社シースタイルが運営する不動産関連の比較査定サイト『スマイスター』の利用者を対象に行ったアンケートをご紹介します。
『近所づきあい』がテーマのアンケートからは、興味深い結果が浮き彫りになりました。

どこまでが『ご近所さん』?

「どこまでがご近所さんですか?」アンケート結果

戸建てと集合住宅では『近所』に違いが

アンケート結果から、戸建てに住んでいる人と集合住宅に住んでいる人とでは、『ご近所さん』の範囲の認識に大きな違いがあることがわかりました。
戸建て住宅の場合は『向こう2~3軒両隣』がご近所さんだと答えた人が1番多く42.2%。
それに対して、集合住宅では『同じ建物』が42.2%と1番多い結果になりました。
集合住宅には官舎や社宅、寮なども含むため、建物全体の戸数はわかりませんが、戸建て住宅より広い範囲を近所と認識している人が多いようです。

ご近所さんとの関係は良好な人が多数

また、近所づきあいについては63%の人が『している』と回答しました。
さらに、ご近所さんとの関係について『良い』と答えた人が53.9%、『普通』が45.1%、『悪い』が1%という結果に。
近所の人と良好な関係を築いている人が半数以上もいることがわかりました。
戸建てでも集合住宅でも、家は長年住む場所です。
毎日を気持ちよく過ごすためにも、ご近所さんとの関係はとても重要なことなのでしょう。

30代以下の半数以上が近所づきあいに否定的

「近所づきあいしたいですか?」アンケート結果

近所づきあいしたくない人も意外と多い

しかし一方で、『近所づきあいしたくない』人も多数います。
特に30代以下の若い世代には近所づきあいしたくない人が多く、さらに既婚より未婚の人のほうが近所づきあいに否定的なようです。

約3割が感じている『近所づきあいでの不快』

『近所づきあいで不快なことはありますか?』の質問には、戸建て30.5%、集合住宅27.1%の人が『ある』と回答。
この結果を見て、多いと感じますか?それとも少ないでしょうか?
約3割の人が感じている『不快なこと』の原因を見てみましょう。

原因は『生活音』が第1位

「近所づきあいで不快なこと」アンケート結果

近所づきあいには不快なことも少なくない!?

戸建て、集合住宅に関わらず、ご近所さんの生活音を不快に思う人が多いようです。
住んでいる人は気にならない生活音でも、隣近所の人はうるさいと感じているかもしれません。
自分や家族の足音やテレビの音、話し声などが大きすぎないか、少し気にしてみるのも良いかもしれませんね。
他には、『なにかと難癖をつけてくる』、『プライベートなことに入ってくる』など、どう対処したらいいのか困ってしまうものも。
さらに、集合住宅では子どもの騒ぐ声やベランダ等での喫煙などを不快に思う人が多いようです。

近所づきあいにはメリットもたくさん!

「近所づきあいで良いこと」アンケート結果

でも、良いこともたくさんあります!

アンケートでは、近所づきあいには良いことがあると答えた人が70.4%にも上りました。
特に戸建てに住んでいる人は、『近所トラブルが起こりにくい』、『防犯』、『困ったときに助けてくれる』など、近所づきあいにメリットを感じている人がたくさんいます。
大きな災害が起こったときにも、隣近所との関わりが大切だと言われています。
もしものときに助け合えるように、普段からご近所さんと良好な関係を築いておきたいですね。

調査概要

調査期間:2017年9月14日~9月25日
調査手法:インターネット調査(任意でアンケートに回答)
集計数:「スマイスター」を利用した20代以上の男女、全国500人
詳しいアンケート結果はこちらからご覧いただけます。

無理のない範囲で気持ちよく近所づきあいを

全く付き合いがないとトラブルが起こりやすく、仲良くなり過ぎるとプライベートまで踏み込んでしまう…。
ご近所さんとの関係はなかなか難しいものなのかもしれません。
しかし、適度な距離を保ちながら楽しく付き合うことができれば、お互い気持ちよく生活できるのではないでしょうか。

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