地方移住と聞くと何を想像しますか?
豊かな自然、おいしい空気、人とのふれあいなど、温かくのんびりした暮らしを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
今回、株式会社トラストバンクは東京在住者を対象に『地方移住に関する意識調査』を実施。
結果から、地方移住に対するさまざまな思いが浮き彫りになりました。
2人に1人が地方移住に関心あり
『まだ具体的には検討していない』、『現在検討している』、『すでに地方移住を決めている』人を合わせると、地方移住に関心のある人は48.5%にも上ります。
約半数の人が地方に住んでみたいと思っているのですね。
特に20代では、10人に1人が地方移住を決めており、他の年代より飛び抜けて多くなっています。
さらに、時期についても、20代の約2割が1年以内に移住をしたいと思っています。
関心を持ったきっかけは?
テレビや新聞などのマスメディアによって地方移住に関心を持った人が、実際に現地を訪れて感心を持った人より多くなっています。
毎日慌ただしく生活をしていると、テレビや雑誌などで紹介される自然豊かな場所での暮らしに憧れるのでしょう。
さらに20代は、FacebookやTwitter、Instagramなど、SNSをきっかけに地方移住に興味を持った人が約4割もいます。
日々更新される地方暮らしの素敵な写真に、心が動かされるのかもしれませんね。
地方移住したい場所1位は沖縄県
移住したい場所の質問では、1位が沖縄県、2位が北海道、3位が長野県という結果に。
自然豊かで景色が良く、食べ物のおいしい場所に人気が集まっているようです。
また、旅行で訪れたことがあったり、過去に住んだことがあったりして、その土地の良さを知ったうえで移住したいと思っている人もたくさんいます。
そこに移住したい理由は?具体的な場所&理由をピックアップ
1位『沖縄県』
気候が温暖でマリンスポーツも出来るので沖縄に行きたい。
都会のようにセカセカしていないでゆったりしている雰囲気が魅力に感じた。
2位『北海道』
広大な土地。
札幌市は、便利さと自然へのアクセスとの両方を兼ね備えているから。
富良野。雄大な自然の中で暮らせるから。
3位『長野県』
長野県飯山市住み込みのアルバイトで1週間ほど行ったことがあり、とても良いところだったから。
長野であれば、自然が豊かでとても住みやすく、安全な環境が作れるから。
しかし地方移住には不安も…
素敵な場所で理想の生活が送れると人気の地方移住ですが、実際に地方移住をするには不安も少なくありません。
『働き口が見つからない』、『日常生活の利便性・快適性』、『移住先の人間関係』など、地方移住に憧れるものの不安が多く、なかなか踏み出せない人もいるようです。
仕事や生活の利便性、人間関係、医療の充実、風習の違いなど、心配点がすべてクリアになれば、地方移住する人がもっと増えるかもしれませんね。
びっくりな地方移住の体験談&失敗談
都会暮らしでは考えられない『地方暮らしあるある』をご紹介。
びっくりしてしまうようなエピソードもありますよ。
- 家の鍵を掛ける必要がないことに驚いた。
- 地方移住した友達が次々と結婚している事実に私も移住して幸運を掴みたいとおもう。
- 方言がわからなくなってしまったこと。
- 隣の人が勝手に入ってくる
- 地方に移住して、生活費が安くなり、とても散在してしまい、結果的に都内で住むよりも高くついた。
調査概要
調査期間 :2017年6月26日~6月29日
調査対象者 :20歳以上 男女
調査対象 :東京都在住者
回答数 :1,115件
調査方法 :インターネットによる調査
地方移住してみたくなりましたか?
「もし地方に移住したら…」と想像してみてください。
きれいな海や山に囲まれて、その土地ならではのおいしいものを味わう。
時間が穏やかに流れて、ゆったりした気分で家族仲良く暮らせそうですよね。
想像すればするほど、その魅力に取りつかれるかもしれません。
地方移住を家族の夢にするのも素敵です。