皆さんは住宅を購入するときに、建物のどのような点を重視しますか？
耐震性、耐火性、デザイン性、風通しなど、人によって重視するポイントは異なるでしょう。
その中でも住宅会社のアフターサービスは、同じ住居で長く住むためには見逃せないポイント。

住宅購入者はアフターサービスをどの程度重視し、どれくらいの人が利用しているのでしょうか。
マイボイスコム株式会社が行った「住まいのアフターサービスに関するアンケート調査」結果を参考にしてみてください。

持ち家率は7割超！みんなの居住形態は？

マイボイスコム株式会社のアンケート調査回答者は、10,887人。回答者の約半数が50歳以上です。

居住形態は、注文住宅の持ち家・一戸建てが約4割を占めています。
以下、建売・分譲住宅の持ち家・一戸建て、中古住宅の持ち家・一戸建て、新築の持ち家・集合住宅が続きます。
建物はさまざまですが、持ち家率が7～8割を占めており、人気の高さがわかります。

住宅購入時に注意するポイントは？

今後家を購入する場合、建物について重視する点を全員に聞いたところ、『耐震性・耐火性』が5割を占めていました。
続いて『断熱性・気密性・遮音性』、『間取り』の順位になりました。

アフターサービスや保証制度を重視する人は、26.6％で全体の12位という結果に。重視するポイントとしては低いことがわかりました。

サポートサービスの利用経験者はどれくらい？

住宅メーカーや管理会社が提供する、住まいに関するサポート・アフターサービスを利用したことがある人は4割強でした。
定期点検以外には、トラブルが発生したときに利用する人が多いようです。

利用経験者は『持ち家・集合住宅／新築』居住者が最も多くて6割、『持ち家・一戸建て／注文住宅』や『持ち家・集合住宅／中古』居住者はそれぞれ5割程度です。
賃貸居住者でサポートサービスの利用経験がある人は2～3割と低いことがわかりました。

住宅メーカーや管理会社にこだわらない人も多数

アフターサービスの観点から、現在と同じ住宅メーカー・管理会社を選ぶかを聞いたところ、『特にこだわらない』と答えた人が半数を占めました。
特別なトラブルがない限り、現状のままでいいと考える人が多いようですね。

『違う住宅メーカーや管理会社を選びたい』と考える人は、『持ち家・一戸建て／建売・分譲住宅』居住者に多いこともわかっています。

アフターサービスも重視して住宅を選ぼう！

住宅購入時におけるアフターサービスを最重要視する人はそれほど多くない結果になりました。
しかし、何かトラブルが起こったときには、迅速かつ適切に対応してもらいたいものです。
これから住宅購入を考える人は、アフターサービスもきちんと確認してから購入することをおすすめします。