快適な暮らしをするためには、夫婦仲や家庭が円満であることが必要不可欠ですよね。
その場の空気がギクシャクしていたら、素敵な家や部屋の印象もトーンダウンしてしまいます。
そうならないためにも、家族がお互いの気持ちを知ることが必要なのではないでしょうか。
11月22日の『いい夫婦の日』に合わせて、『株式会社ぐるなび』が夫婦の意識調査の結果を発表しています。
お互い本当はどう思っているのか、調査結果から本音がわかるかもしれませんよ。
今度の結婚記念日に、何かしらサプライズしようと考えている人は必見です。
年齢でも変わる!夫婦お互いの呼び方は?
お互いの気持ちが伝わりやすい行動の一つに、相手の呼び方があります。
旦那さんに、奥さんのことを『何と呼んでいるか』『何と呼ばれているか』という質問では、『名前(呼び捨て)』26.1%と最も多く、続いて『お母さん・ママ』は24.1%、『名前(さん、ちゃんを付けて)』は22.0%という結果が出ました。
一方、奥さんは旦那さんのことを『お父さん・パパ』が33.7%と、「名前(さん、ちゃんを付けて)」25.3%という結果に。
旦那さんを呼び捨てにする奥さんは少なく、女性ならではの感謝と優しさが垣間見えているのでしょうか。
年齢が上がるにつれて、奥さんを『おい・ちょっと』と呼ぶ割合にも変化が。
20代・30代では2%前後、40代では7.5%、50代では10.2%、60代では15.1%と上昇傾向になっていました。
女性も同じく、年齢が上がるにつれて旦那さんを『ねえ・ちょっと』と呼ぶ割合が増え、50代では12.1%という結果に。
夫婦生活が長年続けば、あ・うんの呼吸で名前を呼ばなくてもわかるのかもしれません。
年を重ねるごとに一人で寝たいと思う傾向が
夜一緒の部屋で寝ると『イビキ』や『歯ぎしり』など、色々と我慢しなくてはいけないこともあります。
起きる時間も人それぞれで、目覚めのタイミングも変わってきますよね。
夜、寝るときの状況を聞いてみたところ、夫婦で『同じベッド(布団)で寝ている』割合は全体で29.2%という結果に。
『ベッド(布団)は別だが、同じ部屋で寝ている』が39.1%、『別の部屋で寝ている』30.9%でした。
年代別で見ると、特に変化があったのが『同じベッド(布団)で寝ている』の項目です。20代はが47.9%と高い割合ですが、60代では14.8%に減少していく傾向がありました。
高齢になるにつれ、体を休めるときには一人でゆっくりしたいということかもしれませんね。
夫婦円満の秘訣は○○だった!
夫婦関係が『とても円満』『やや円満』と思っている人が72.6%と7割を超える高い結果に。
年代別では20代の80.9%が最多で、もっとも低いのは50代の62.7%でしたが、それでも高い割合となっていました。
円満な夫婦は、パートナーと『ほぼ毎日』キスをする割合が23.4%いることがわかりました。
夫婦のコミュニケーションで大事なのが、感謝の気持ちをしっかり『言葉』で伝えることだそうですが、今回の調査で裏付けるような結果に。
『ほぼ毎日、ありがとう』と伝える割合は41.0%と、円満でない夫婦に比べ23.7ポイント高く、円満ではないと回答した人の約2割が、『ありがとう』を全く伝えていない結果になりました。
『ありがとう』という気持ちを言葉で伝えることが、夫婦円満の秘訣ということになるのでしょうか。
夫婦で祝う1年に1度のイベントは外食がトップ
想い出に残る結婚記念日は、一生の宝物ですよね。日頃の感謝を込めて気持ちを確かめ合う大事なイベントです。
そんな大事な記念日には、1年前からお店を予約をしている人もいることでしょう。
結婚記念日に何をしたか、何をしてみたいかを聞いてみたところ『外食をする』が最も多い結果となりました。
特別な記念日にはちょっと高級なディナーが定番?!
二人で外食に行く頻度は『円満夫婦』と『円満ではない夫婦』で意見がはっきりとわかれ、『円満夫婦』は月に2,3回という答えが18.9%で最も多い結果に。
『円満ではない夫婦』の回答は、『ふたりきりで外食はしない』が最も多く23.0%でした。
記念日を過ごす外食の費用の1人あたりの平均は、6337.0円で、通常の外食の平均2730.0円と比べて3607円上回る結果になりました。
おわりに
ストレスが多い現代社会。家に戻ったときだけでもゆっくりと休みたいですよね。
今回の調査結果を元に、どんなことを思っているのか、夫婦で心から話し合ってみるのもいいかもしれませんよ。
ダイニングやリビングで、ゆっくり話しをしたり、料理を楽しんでみてはどうでしょうか。
●アンケート調査概要
- 調査日:2017年11月10日(金)~11月13日(月)
- 調査対象者:ぐるなび会員の20‐69歳の男女・既婚者
- サンプル数:1662件