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今が買い時?物件情報は何で調べる?不動産の日アンケート結果発表

不動産に関するアンケート調査

不動産に関するアンケート調査

公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)および公益社団法人全国宅地建物取引業保証協会(全宅保証)では、毎年9月23日の「不動産の日」にちなんで、日本全国20歳以上の男女を対象に、不動産の購買傾向や住まいの満足度、物件情報の入手方法などについて調査しました。

不動産の買い時感は昨年に比べて下落

「今が不動産の買い時だと思いますか?」という問いには、「買い時だと思う」が19.9%、「買い時だと思わない」が24.7%と意見が分かれながらも、「分からない」と回答したのは55.4%と最も高い結果になりました。いつが買い時と言えるのか分からない人が多いのが現状のようです。

2016年と比較すると、2017年は「買い時だと思う」が5.0ポイント下降しているのに対し、「買い時だと思わない」が2.4ポイント上昇しています。

不動産が買い時だと思う理由については、「住宅ローン減税など税制優遇が実施されているから」が34.5%と最も多いことが分かりました。

一方、不動産が買い時だと思わない理由では、「自分の収入が不安定または減少しているから」が38.6%、「不動産価格が下落しそうだから」が33.7%と多く挙げられています。

持ち家の満足度は賃貸に比べて高め

「現在のお住まいの満足度は何点ですか?」という質問には、持ち家、賃貸別で見ると、持ち家の平均得点は73.0点だったのに対し、賃貸の平均得点は65.2点でした。持ち家は注文住宅など、こだわって造られる背景もあり、愛着が湧きやすいようです。

ちなみに、現在の住まいに関係なく、あなたは「持家派」「賃貸派」どちらですか?という問いに対しては、 「持家派」84.9% ( 一戸建て67.5%+マンション17.4% )、「賃貸派」15.1% ( 一戸建て3.5%+集合住宅11.6% ) と、持ち家派が圧倒的。いつかは一戸建てのマイホームを構えたいと考えている人は依然として多いことが分かります。

物件情報の入手方法は世代によって違いが

「物件情報の入手方法は何ですか?」と尋ねたところ、「インターネット・携帯サイト」が86.8%と最も高く、次いで不動産情報誌(38.2%)、新聞折り込みチラシ(36.7%)、宅配チラシ(18.1%)となりました。

年代別で見ると、「インターネット・携帯サイト」の20代の利用率は93.6 %と高く、60代以上でも72.6%でした。「新聞広告」を利用するのは60代以上が18.1%に対し、20代3.3%、30代4.3%と、高年齢層ほど「新聞媒体」を利用する人が多いという結果になりました。

【不動産の日アンケート概要】
調査期間:2017年9月1日〜10月31日
調査方法:専用フォームによるインターネット調査
調査対象:日本国内全域の20歳以上の男女
有効回答数:14,331件

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