お部屋におけるぴったりサイズの棚が欲しい、置く場所があれば植物も飾ってみたいなどと思ったことがきっかけでDIYを始める人も多いようです。
しかし作ってみようと決断しても何から始めていいかわからないということも多いのではないでしょうか。
そんな方に今回は簡単にできる「飾り棚」の作り方を紹介します。
初心者の方でもできる簡単なものを作りますが、できればおしゃれなものを作りたい!という方のために、今回は使う木材やペンキ、そして色の塗り方にもこだわってみました。
こんな棚が欲しかった!リビングや庭にも使える棚の作り方
今回ご紹介するのは大人気のパレットを使った棚です。
パレットとは、ホームセンターでよく見かける「すのこ」と同じもので、本来大きな荷物を運ぶときに使っている台を指します。
このパレットの良さは使い古した感じを持ち、アンティーク感を出すことができる点です。
こういった板が欲しい場合はキットとしても販売しているので、一から木を切るのは面倒という人は、ひととおりセットになったものを探してみましょう。
キットが見つからなかった人は、ニスなどで木材を少し汚してみるといいかもしれません。
自分では木材をうまく切れないという方も多いですが、ホームセンターで切ってくれるサービスがありますので利用していきましょう。
棚を作るための準備と手順
用意するもの
パレット(板)6枚 45×10×1cm
角材 2本 45×3×3cm
ネジ 12個
ペンキ
ペンキを入れる容器
刷毛
ハンマー
ドライバー
ネジ穴をあけるキリ
棚ができるまでの作業時間
ペンキを乾かす時間や木を切る時間を除くと1時間ほどでできます。
制作時の注意点
木材の表面にニスが塗ってあるものは、紙やすりなどではがしてからペンキを塗ってください。
パレットやすのこを使う場合は、木材の表面がギザギザしています。
手にトゲが刺さってしまうので軍手を使いましょう。
今回はあらかじめ切った木材を利用していますが、自分の好みの大きさに作りたい場合は、作りたいサイズを測っておき、ホームセンターで切ってもらいましょう。
作り方
1.新聞紙の上に木材を並べます。できるだ木材の間は離して並べてください。
2.今回はシャビーシック(アンティーク風)にするために、ペンキがかすれるように塗りました。ニスも塗っていません。
シャビーシックに塗るコツは、刷毛にたくさん液体をつけないことです。少しかすれる程度にペンキをつけておきます。
今回使っているペンキは「オールドビレッジ バターミルクペイント」です。耐水性にも優れているペンキなので、屋内外の木製品に使うことができます。液体はドロッとしているので、古い感じを出すにはとても使いやすいペンキです。
3.一面ずつ塗って乾かしていきます。季節にもよりますが、冬だと2時間ほどで乾きました。
4.乾いたら角材を2本ならべ、上から順番にドライバーを使ってネジで固定していきます。
ネジを入れる場所にキリなどでネジ穴をあけておくと入りやすくなります。キリで穴をあけるのが難しい場合は、ネジ穴をあけるための専用のドライバーも販売しています。
5.2段目と4段目に飾るものを置く台を作ります。
板を一枚ずつ固定していく前に、次の画像のように木材をL字型にしネジで固定しておきます。
L字型にネジで固定したものが2つできれば、上から順番に板を角材にネジで固定します。
6.できあがりました。
今回は庭に飾ってみました。お気に入りの植物や絵などおいて飾ると、とてもおしゃれになりますね。
片付け時の注意点
水性ペンキを使った後はできるだけ早いうちに水で洗っておきましょう。使い終わったペンキはふたをきちっと閉めておけば次回も使えます。
まとめ
今回は初心者でも簡単にできる棚の作り方を紹介しました。作ってみたら思ったよりも楽しく簡単にできるのではないでしょうか。
これを機会にどんどんいろんなものを作ってみましょう。