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2017/08/28

発達障害グレーゾーンの落とし穴~でこぼこ三兄弟を育てて~

公園で遊ぶ子供たち

最近、発達障害という言葉をTV番組や本などでよく見るようになりました。しかし、取り上げられる発達障害の例は、極端なことも多いのが現状です。

生活に支障があったり、はたまた天才的な能力を発揮したり、そんな例ばかりを見ていては、発達障害についてあまり知らない人に間違った理解をされやすいように思います。

我が家には三人の男の子がいますが、長男は発達障害グレーゾーンと言われて、次男は感覚障害・言語遅滞と診断後、療育にも通いました。三男は観察中です。

彼らの母として、今まで私がやってきたこと、気持ちの上で変化したこと、これからのことなどをお伝えすることで、「うちの子、少し育てにくい」と感じている方の育児のお役に立てればと思います。

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怒っている人形

長男が産まれたのは2002年でした。1人目の育児は初めての経験ばかり。
予定日より1ヶ月早く産まれ、右耳に小耳症(しょうじしょう)という障害をもっていましたが、身体は健康で成長にも遅れは見られませんでした。

赤ちゃんの時は、それほどぐずることもなく、夜も良く寝てくれましたし、離乳食は食べないことも多かったのですが、そんなものだと思っていました。

歩くようになった長男は、1人でどこへでも行ってしまうような好奇心旺盛な子どもでした。もちろん買い物は大変でしたし、迷子になることもしばしば。

注意をしても、言い聞かせても、なかなか聞いてくれない状態でしたが、「この年齢ではよくあることかな?」くらいに考えていたのを思い出します。

何の知識もなかった私は、子どもを通してできたママ友達と同じように、我が子が危険そうなことをしたら怒り、お友達のおもちゃをとって泣かせたら怒り、お菓子を常に要求してくることを怒り、常に目を光らせて怒る準備をしていました。

育児本に書いてあるように、いつもにこにこしたお母さんでいたいと思う反面、しつけがなっていないと思われたくない一心で、怒っていたように思います。それは子供のためではなく、自分自身のためだったのです。

でも、次男が産まれてますます大変になっていく育児。赤ちゃん返りしなくていいねと言われたこともありました。確かに赤ちゃん返りはなかったけれど、なぜか私のイライラは増すばかりで、怒ってばかりの毎日は続きます。

注意しても、入っていかなかったんでしょうね。言葉だけではわかりづらかった、今ではそう思います。でも、その頃の私は、怒りすぎては夜になって反省するという日々を繰り返していました。

発達障害グレーゾーンでも、サポートは必要

発達障害手書き図解

「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる108の子育て法」(ポプラ社)


長男は、4歳で幼稚園に入ると、時々行き渋りがあったり、お弁当を食べきれなかったりしていましたが、行けば楽しそうに参加していました。

ただ、そろそろ生活習慣を身につけさせたい年頃。
朝起きてから、着替えて歯を磨き、ごはんを食べ、トイレに行ってから出かける、といった流れを毎日、口で指示しながらやっていても何も習慣になりません。

年中になって初めて、園長先生に相談してみました。
すると、「よく話してくれましたね。」と言われ、うちの子、「やっぱり普通とは少し違うんだ」と、はっきりと意識したのです。

さっそく、療育センターに発達検査を受けに行くことにしました。検査の結果は、知能に遅れがないことと、得意不得意の差が少しあることがわかったくらいで、「グレーゾーンです」と言われ、はっきりした診断はされませんでした。

その時初めて「発達障害」という言葉を知った私は、本を読んだりもしましたが、どの症状もそれほど長男に当てはまっている気がしません。

ただ、短期記憶が苦手で、言葉だけでは指示が入りにくいことがわかったので、幼稚園の先生と話し合いながら、長男にわかりやすく伝えるように心がけました。家では朝やることを紙に書いて、できたらシールを貼るなど楽しみながらできるように工夫しました。

補助の先生にも手伝ってもらいながらではありますが、年長の時には、お泊まり保育も問題なく終えることができたのです。

その後、大きな問題がなかった長男は、小学校中学校と、特にサポートもされず進みました。私も、成長と共に困ることがなくなってきたと思って安心していたのです。

問題が顕著に表れてきたのは、中学生になってからでした。
学校はどうしても他の子と比べやすい環境で、成長すればするほど、自分には不得意なことがあると理解できるようになり、他の子に合わせようとがんばらなければいけません。普通なら、がんばらなくてもできるようなことも、でこぼこがある子にとっては大変なことなのです。

これは長男が、成長してから分かったことでした。診断名がはっきりせずにグレーゾーンだと言われた場合でも、問題ないとは言い切れないということです。

育てにくい、と感じた場合は専門家に見てもらうことも大事ですが、一番近くで関わり合うのは母親です。困っていることがないか、なかなか話してくれなくても見守っていく姿勢が一番大切だと思います。

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