すみかる住生活版

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奄美大島へやってきました初の台風|南の島への移住日記vol.10

奄美の台風

北海道出身ながら、正反対の南の島「奄美大島」に移住された竹山 由加里さん。
ご自身の決断や体験をシリーズで語って頂きます。遠距離引っ越しや子育て、離島生活などのテーマを予定しております。お楽しみに!(いえーる すみかる編集部)

こんにちは!竹山 由加里です。私は神奈川県から鹿児島県奄美大島に2017年1月に移住してきた二人の子持ちの主婦です。そんな私が離島暮らしや移住体験を綴る「南の島への移住日記」。今回が10回目の連載です。

前回はこちら:移住の際にはフリーペーパーで奄美大島を知ろう|南の島への移住日記vol.9

台風の通り道にある奄美大島。
今年はニュースでも全国各地で雨に悩まされる様子を見ていましたが、ここ奄美大島でもドドンと大きな台風5号がやってきました。
今回は上陸したころに940hPaという島の人でも恐れる大きさの巨大台風の台風5号。
我が家にとって初体験の台風上陸に慌てふためいた様子を報告いたします!

台風あるある。お友達も来る時に限って台風もくる!

上陸前々日までは全くと言っていいほど進路が定まっていなかった台風5号。
上陸の前日の朝にやっと上陸することが確定しました。
その日はちょうど神奈川の幼稚園の時のお友達が来る日…まさに飛行機に乗る前に確定…

「くるっきゃない!」

ということで、
そのまま予定通り飛行機で台風より先に上陸してもらいました。

くるなり、台風の上陸が間違いないので着いてすぐ海に入ろう!ということで4時半に到着してすぐに海に直行でした!
台風は来る前に動く

台風対策その1、食料を確保すべし!

食料を確保すべし!
お友達も来ているということで、親戚に家をお借りして一緒に滞在することにしました。ですので食料飲料などは自分たちで手配することになっていました。
親戚からは「乳製品・卵・パンなどは船が出なくて品薄になるので早めにたくさん調達するように!」と教えていただきました。

台風対策その2、電池・ライター・ランタンなどの災害用品を常備すべし!

事前準備をしている時に、売り場の目立つところにランタン・電池などが陳列され飛ぶように売れていました。
地域にもよりますが、停電するのが当たり前なんだそうで、発電機をお持ちの家庭もあるほどでした。

台風対策その3、避難先を確認すべし!

私たちが借りたお家は海山共に被害の予想される地域。
心配になりお隣のお家に声をかけるとおじさんがとても親切にしてくださり、近くの公民館が避難所になっていることを教えていただき、徒歩で行ける近さだったので、私たちの人数と状況を伝えに何度か足を運びました。
何かあれば連絡ができる体制があり安心材料になりました。

台風対策その4、家に缶詰になった時用の遊びを工夫すべし!

缶詰になった時用の遊びを確保すべし!

大荒れの中出かけることは難しかったので、家にあるもので子供達を遊ばせるしかありません。
卵パックにアルミを丸めて入れたり、持ってきた浮き輪を重ねたり。家にあるものを並べて、お店やさんごっこを楽しみました。

台風対策その5、飛行機の再手配は朝方に

帰りの飛行機が欠航になると決定して迷ってる間に、他の便が次々埋まってしまい希望していたお友達の日程が全て埋まってしまうというハプニングが…

諦めかけていましたが、実はキャンセルが出ることがけっこうあったりします。
夜中までワイワイ話し込んで時間が経ったときに、空席確認をしてみると、「あれ?この日空席あるね!もしかしたら希望の日程が空くのでは??という事になり引き続き朝方まで結局話していた私達。
するとポコポコと空席がでて、予約することができました!

まとめ

台風が去っても、上陸1日前からストップしていた物資を運ぶ船が計5日間は動かない現実に驚きつつ、、、

台風の時は来る前に動く!

近隣の人たちに知ってもらう!

来たら動かない!

そして、過ぎたら外の空気をたくさん吸いましょう!!

家の中で縮こまっていたイメージの足や手を外で大きく広げて浄化されたような島の空気を吸い込むとなんだか「生きてるーっ」て感じがしました。
台風が過ぎ去ったら、「船が来たぞー!」とまたスーパーも乳製品や卵・パンなどを買い求めるお客さんで大混雑なので気合いが必要です!

文:竹山 由加里

【南の島への移住日記】
vol.1:私が奄美大島に移住を決めたワケ
vol.2:離島への引っ越し費用は高額!交渉次第で50万円以上お得に!?
vol.3:奄美大島への移住支援と暮らしやすさをリポート
vol.4:移住先の奄美大島でDIYリフォームしました
vol.5:奄美大島のびのび子育て
vol.6:奄美大島の食文化をリポート
vol.7:奄美大島へUターン&Iターンで開業したお店やお仕事
vol.8:奄美大島へ移住、イベントが多くて地元へ馴染みやすい
vol.9: 移住の際にはフリーペーパーで奄美大島を知ろう
vol.10: 奄美大島へやってきました初の台風

竹山 由加里(たけやま ゆかり)
北海道出身。アルペンスキーなどのスノースポーツに明け暮れる。その後、東京都で就職し営業職やWEBデザイナーとしての経験を積んでフリーランスとして独立。結婚・出産を経て、現在二児の母となり第三子妊娠中で生まれ故郷と真逆の南国、鹿児島県奄美大島での生活を2017年1月にスタート。
新天地 奄美大島での子育て&島での住生活をレポートします。

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