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初めて内覧会に行く前に知りたい、建売住宅の内覧会9つのチェックポイント|建売マニアvol.4

2017/04/10

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内覧会のチェックポイント

マイホーム購入や子育て、ワークスタイルに関する情報を「辛い人生がちょっとだけ「楽」になるスパイスを、あなたに。」というテーマで発信するブログ「ザク男爵プレゼンツ」を運営するザク男爵。自身が建売住宅を購入した経験を元に、建売住宅を購入する段取りや注意点についてシリーズで語っていただきます。(いえーる すみかる編集部)

こんにちは、ザク男爵でございます。ザク男爵の建売マニアも悲願の連載4回目となりました。ご愛読ありがとうございます。

vol.1はこちら:3ステップで理解する建売住宅購入の流れ
vol.2はこちら:建売住宅の賢い選び方と4つの注意点。性能・保証内容を重視しよう
vol.3はこちら:結局いくらかかるの?建売住宅の諸費用あれこれ

さて、住宅購入の最大の山場の1つであるのが、内覧会ですよね。

「家の中、隅々までチェックして不具合を発見!」、とやりたいところですが、いざ内覧会になってみると、場の空気に呑まれて聞きたいことも聞けない状況に・・・。その結果、契約した後に「もっと確認しておけばよかった」なんて後悔してしまうのであります。

ですので、やはり大切になるのが事前準備ですよね。内覧会の前に、しっかりと「何を確認するのか」を明確にすることが大切です。
そんな私は3年前に建売住宅を購入しました。緊張しながらも「欠陥住宅なんて見抜いてやる!」と気合入れて内覧会をした記憶がございます。

素人ながらにしっかりと家を見定めて、理想のすみかを見つけるには、どうしたらいいのか。
そこで今回は、建売住宅の内覧会のチェックポイントについて書いていきましょう!
家の構造に関すること4つ、家の細部のこと2つ、家の間取りのこと2つ、周辺環境のこと1つの合計9つをご紹介します。

チェックポイントの前に、内覧会は2種類あることを知ろう

まず初めに知っておいて頂きたいのが、「建売住宅の内覧会は2種類ある」ということです。
それは「契約前の内覧会」と、物件引き渡し直前に行われる「完成内覧会」です。
この2つは単に文字が違うだけでなく、内覧会の目的、意味も違いますので注意が必要でございますよ。

契約前の内覧会

物件見学を申し込んだときに、ハウスメーカー・不動産会社の営業マンと一緒に物件を見に行くのが、契約前の内覧会です。
営業マンに案内されて、家の説明を受けたり、物件価格の話を聞いたり、住宅ローンの話をしたりします。契約前の内覧会で物件が気に入ったら、購入の申し込みになります。そして購入の意志が固まったら、売買契約を締結することになります。
ここでご注意頂きたいのが、契約前の内覧会は、「何度でもやっていい」ということでございます。

「1件の物件に対して、1回しか内覧してはいけない」なんて決まりはないのです。もし営業マンがそんなことを言っているのなら、それはその会社独自ルールでしょう。他にも不動産会社はたくさんございますよ、他を当たりましょう、他を。
私もそうでしたが、正直、素人が1回の内覧会で全てをチェックするのは不可能です。独特の緊張感に包まれて、聞きたいことも聞けない、確認することすら忘れてしまう、そんなオチになってしまうものです。しかし内覧会は何度でもしていいのです。ちょっとでも不安に思うことがあれば、焦って申し込みをしないで、何度も何度も内覧会をすべきでございますよ。

完成内覧会

対して完成内覧会は、契約して住宅ローンの借入日を控えた1週間前に行われるものです。

オプション工事など依頼していた場合は、この日までには全て工事完了になっているはずです。
完成内覧会はそれまでの内覧会と違う点は、「1回しかない」ということでございますね。これ、本当にそうなんですよ、完成内覧会は1回しかやってくれません。
完成内覧会の目的は、家の現状を最終的に確認して、同意することにあります。

今ある家の状態を目で見て確認して、「この家に問題ありません」と同意するのが、主たる目的になります。つまり、完成内覧会の後に「ドアの閉まりが悪い」とか、「窓が開きにくい」とか言っても、「使い方が悪かったのでは?」と言われてしまう可能性があるということ。
もちろん、床が傾いた、雨漏りしたなど重大な欠陥は、問答無用で瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)でハウスメーカーの責任になります。しかしそれでも完成内覧会の後では、ハウスメーカーの対応も悪いかもしれません。
だからこそ、たった1回しかない完成内覧会では、「床に這いつくばってでも欠陥を見抜いてやるぞ」という気概と正しい予備知識が必要になってくるのでございます。

建売住宅の内覧会のチェックポイント

住宅の専門家ではない素人は、建売住宅の内覧会ではどんなところに注意すればいいのでしょうか。
私が実際に建売住宅を買ってみて感じる、チェックすべきところは次の箇所でございます。

家の構造に関すること

内覧会でまっさきに確認したいのが、家の構造に関することでございます。長年住み続ける家だからこそ、家の構造はしっかりと確認致しましょう。

1.地盤
地盤は自分で穴を掘って確認する訳にいきませんので、営業マンに地盤について聞くしか方法はありません。家が建つ前の用地は何だったのか(田んぼ、畑、荒れ地など)。家を建てる為に、どんな工事をしたのか。地盤調査はしたのか。
などなど、初対面の営業マンでも、これについては根ほり葉ほり聞いていきましょう。もし営業マンがめんどくさそうに「分かりません」と答えるなら、きちんと調べてもらって後日回答してもらってもいいでしょう。それくらい、しっかり確認すべきですよ。

2.基礎
家の基礎は、もしかしたら家本体より重要かもしれません。だって、家なんて基礎の上に乗っているだけですからね。
建売住宅の基礎は、キッチン、浴室に設置されている床下収納口から中に入ることができます。
基礎にヒビはあるのか、基礎のつなぎ目は正常か。懐中電灯片手にほふく前進で床下を進んで行きましょう。汚れてもいい服をお忘れずに!

3.屋根裏
基礎と合わせて見ておきたいのが、屋根裏でございます。屋根裏を見たときに、不審な水濡れやシミがないか、懐中電灯で照らしながら確認しましょう。
しかしまあ言ってしまえば、「素人が見たところで何が分かるの?」という疑問もあるでしょう。
それでもやはり、実際に目で見ることで得られる安心感は大きいものでございます。まさに「百聞は一見に如かず」、でございますよ。

4.床の水平
あまりにも有名なことですが、本当に大切なことなので改めて書かせて頂きましょう。
建売住宅の内覧会では、必ず床の水平を確認すべきでございます。

それは、もし床が傾いていた場合、その原因は床だけでなく、地盤の不同沈下など根深い問題になることが多いからです。
地盤が軟弱だったり、強さにバラつきがあると、地盤が不均一に沈下する「不同沈下」が発生してしまいます。地盤が不同沈下すると、床が傾くだけでなく、基礎が割れて強度不足になるなど、家が非常に危険な状態になるのであります。まさに絵に書いたような欠陥住宅ですね。
そんな床の傾きをチェックするには、ボールを持参するのが最も簡単な方法。床の上にボールを置いて、転がれば・・・アウト、でございます。その他にも、スマホアプリ「leveler」を使って床の水平を調べることもできますよ。

家の細部のこと

建売住宅の内覧会では、「大丈夫だろう」と慢心しないで、1つ1つ細かいところまでチェックするのが大切でございます。

1.ドア、窓、クローゼットの開け閉め具合
ドア、窓、クローゼット、キッチン収納の扉など、動くモノは全て実際に動かしてみて「動き」を確認するようにしましょう。
一見問題なく建て付けされているように見えても、動かしてみると動きが悪かった・・・なんて話はよくあること(!)です。家一軒分のドア、窓、クローゼット。相当な数になりますが、1つ1つ動かして確認していきましょう。

2.壁紙の張り方、コーキングの仕上がり
家の中の細部、仕上がりを確認することで、その家がどんな風に建てられたのか想像することができます。仕事の出来は細部に宿ると言われるように、家の完成具合も細部を見ればなんとなく想像できるものです。(あくまでも素人目線で。)細かい場所だからと言って見落とさないで、細かいところこそ、しっかりとチェックしていきましょう。

家の間取りのこと

そして建売住宅の内覧会のときは、渡された図面だけでなく、メジャーを持って間取りを確認することが大切です。

1.窓の高さ
窓の前に家具を置く場合、家具は窓より低い高さのものになります。内覧会のときに窓の高さを計っておくと、その後のレイアウトがはかどりますよ。

2.間取りの寸法
間取りの寸法は、図面以上に細かく計測しておくと、後々便利でございます。
窓までの距離、ドアからの距離、コンセントの位置。ちょっとした寸法違いで家具の配置が変わってきます。間取りが全て決まっている建売住宅だからこそ、しっかりと確認しておきましょう。

周辺環境に関すること

また建売住宅を内覧するときは、ぜひ周辺環境にも意識してみて下さいませ。
近くに国道はあるのか、窓を開けたときに騒音は気になるのか。ゴミステーションの位置は遠からず近からずか。隣近所のお隣様は、話の通じそうな人か。
特に昔ながらの住宅地を再分譲している建売住宅では、「お隣さんがどんな人か?」は重要な要素かもしれませんね。よく見かけますが、庭木が成長しすぎて森のようになってしまったお宅。これはもはや腐海でございます。手の施しようがありません。そんなお宅がお隣さんだったら、見つけた物件がどんなに理想の家だとしても、住み始めたら大変かもしれませんよ。虫とか、虫とか。あと虫とか・・・。

あまり気にしなくていいところ

内覧会では確認することが多くて大変なのでございますよ。普段なら全然気にしない壁紙、フローリングの汚れや傷も目に付いてしまいますもの。
でもちょっとしたキズや汚れは、あまり神経質にならなくてもいいかもしれません。
特に小さい子供がいるご家庭では、新築住宅も買って3カ月もすれば、壁紙、フローリングは傷だらけになってますからね。「家の傷は、子供の成長の証」・・・ということにしておきましょう。

ザク男爵の建売マニア的まとめ!

建売住宅の内覧会は2種類あります。「契約前の内覧会」と「完成内覧会」です。契約前の内覧会は、納得できるまで何度も何度も内覧することができます。一方、完成内覧会では、家の最終チェックが目的になります。家の専門家でない素人が、1回の内覧会で全てをチェックすることは不可能でしょう。ですので、契約前に何度も何度も物件を見学させてもらうことが、理想のすみかを手に入れるベスト手段になるのでございます。
せっかくの住宅購入ですもの、ちょっとぐらい厚かましく、何度も内覧会させてもらいましょう!

おさらい:建売住宅の内覧会9つのチェックポイント
■家の構造に関すること4つ
1.地盤
2.基礎
3.屋根裏
4.床の水平
■家の細部のこと2つ
1.ドア、窓、クローゼットの開け閉め具合
2.壁紙の張り方、コーキングの仕上がり
■家の間取りのこと2つ
1.窓の高さ
2.間取りの寸法
■周辺環境(騒音・お隣様の感じ・ゴミ捨て場等)に関すること

文:ザク男爵

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