不動産を検討する際、土地価格の推移を想定して探している人も多いのではないでしょうか。せっかく購入しても下がってしまってはもったいないですし、逆に購入時よりも㎡の単価が上昇していると得した気分になるものです。
今回は多方面にアクセス可能な東急沿線について、10年前の2007年と比較した結果から動向を探ってみたいと思います。
調査の概要
- 東急電鉄の7路線を対象として調査 ※東京23区内の駅のみが対象(東横線・目黒線・田園都市線・大井町線・池上線・多摩川線・世田谷線)
- 「マンションターゲット」に掲載されている2017年に建築された分譲マンションで、駅から歩いて10分(800メートル)圏内にあるマンションが対象 ※徒歩1分は80メートルで換算
- データは2017年4月18日に集計
第一位は東横線、㎡単価は2.7%も上昇!
上記の調査でもっとも資産性が高かったのは、「東横線」でした。他の6路線は㎡単価が下がったのに対して、唯一㎡単価が上昇した路線です。その中でももっとも上昇率が高かったのは、「ブリリア代官山プレステージ」というマンションでした。最寄り駅が代官山から歩いて3分というアクセス抜群の場所に位置し、白を貴重とした外観は、2007年と比較するとなんと40.2%も価値が高くなっていたことが明らかに。
トップが東横線に対して、最下位は五反田と蒲田を結ぶ池上線でした。レトロな雰囲気を持つ池上線ですが、それを楽しめるのも今のうちだけかもしれません。2020年開業を目指し、駅舎の改装や駅ビルの開発計画に着手することが東急電鉄より発表されました。
これらはマンションの相場や市場の動向など、マンションにまつわるさまざまな情報を配信している「マンションサプリ」でも公開しているのでこちらも合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
マンションサプリ
「東京メトロで最も資産性が高い沿線は?全9路線を比較!」
マンションマーケットとは
「ライフステージに合わせ、自由に住まいを選べる社会」の実現を目指すため、以下の2つをミッションとして掲げ、さまざまな不動産サービスの提供をしています。11万件以上のマンションの価格や賃料の相場を集約し、経験豊富なコンサルタントがサポートしてくれるので心強いですよね。
マンションマーケットのミッション
- 不動産の情報を整理し、最適なカタチで届ける
- 多様な不動産取引サービスを増やす
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マンションマーケット
おわりに
いかがでしたか。今回の調査では東横線がトップになりましたが、再開発や沿線添いに商業施設が建設されるなどの要素が加わると、土地価格が上る可能性も考えられます。マンションの情報に特化したサイトでは細かな情報も掲載されているので、合わせてチェックしてみてくださいね。