すみかる住生活版

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専業主婦でも諦めない!仕組みをつくれば簡単に貯金できる

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子育てや介護という理由で、外に働きに出られない専業主婦はたくさんいますよね。
夫の稼ぎだけではなかなか貯金できない…と感じるかもしれませんが、実は専業主婦でもお金が貯まる仕組みを築くことで簡単に貯金できるようになります。
今回は専業主婦が賢く継続的に貯金していくためのコツをご紹介します。

夫の収入のみで貯金はできる?

夫の収入がなかなか上がらないこのご時世、共働き家庭が増加傾向にありますが、子どもの教育費や住宅購入資金を貯めたいのは専業主婦の家庭も同じ。
共働き家庭に比べると、月々の貯金額は少ないかもしれませんが、夫の収入のみでも貯金することは十分可能です。

まず、収入と支出の金額をしっかりと把握し、目標金額を決めましょう。
具体的な金額を決めずに「なんとなく貯金したい」という考えでは、日々のやりくりや節約だけに気を取られて「頑張っているのに貯まらない」状態に陥ってしまいます。
貯まったお金を何に使いたいのか、その夢をかなえるためにはいくらお金が必要なのかをチェックしておくことが重要です。

具体的な目標金額を決めた後は、収入の何割を貯金に回せばいいのかを考えます。
すると、何年で目標達成できるかが見えてきます。
目標達成できるのがいつ頃なのかが見えてくると、自然とやりくりや節約にも楽になり、苦痛ではなくなるのでおすすめです。

手取りの何%を貯金するのが一般的?

では、収入の何割を貯金に回すのが妥当なのでしょうか?貯金額の目安は、手取りの10~20%が一般的と言われています。
「家計の金融行動に関する世論調査(2016年調査)」では年間手取り収入の10%程度を貯金した人が全体の最も多く、4割近くでに達しました。
月の手取りが20万円なら2~4万円を貯金できるよう心掛けましょう。

さらにボーナスは、レジャー、医療、冠婚葬祭などの交際費、年間の保険料など必要最小限の出費を除き、全額貯金に回すのがベストです。
日々頑張っている自分や家族へのご褒美に使ってもかまいませんが、具体的な目標金額があれば、できるだけ貯金に回したほうがいいですよね。

貯金するための仕組みづくりが重要

もともと貯金が苦手な人は、先取り貯蓄が効果的です。
これは、毎月夫の給料が入ってきたら、使う前に貯蓄額を抜いておき、残った金額で生活費のやりくりをする方法です。
余った金額を貯金しようと思うと、人はなかなか貯金できません。
しかし、貯蓄額を先取りしておけば、浪費癖のある人でも自然とお金が貯まる仕組みを手に入れることができるのです。

夫の勤務先に財形貯蓄制度があるなら、一般財形貯蓄を活用して、貯蓄額を給料から天引きしてもらうことで先取り貯蓄ができます。
制度がない場合は、銀行の自動積立定期預金などを利用しましょう。
銀行の窓口で最初に手続きをしておけば、毎月決まった額を自動で積み立ててくれるので、手間がかかりません。
ほぼ強制的に貯金ができ、普通預金よりも利子が高いので効率的にお金を貯めることができます。
定期預金は元本割れの心配もなく、途中で解約することもできるので、今まで普通預金しか使ったことがない人でも挑戦しやすいのです。

さらにボーナスのときは積立額を増額設定できる銀行や、キャンペーンで金利を高くしているネット銀行などもあるので、自分に合ったサービスを提供している銀行を探してみてください。

まとめ

専業主婦でも貯蓄の目標金額を決め、先取り貯蓄を行えば、夫の収入のみでも貯金はできます。
特に先取り貯蓄はお金を自動的に貯めることができるので、ストレスなく早くお金が貯まるようになりますよ。
貯蓄する習慣を身に付けて、賢く楽に目標金額を達成しましょう。

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