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さえりさん理想の同棲生活

【さえりさん】理想の同棲生活についてたっぷり語ってもいいですか?

元LIG編集者であり妄想ツイート職人として多くのファンがいらっしゃる、フリーライターのさえりさん。
住生活マガジン「いえーる すみかる」にて、理想の同棲生活についてたっぷり語って頂きました。(いえーる すみかる編集部)

さえりさん

こんにちは! ライターのさえりです。

突然だけれど、一つ言わせて欲しい。

突然すぎて「どうしたどうした」と戸惑いを隠せないみなさんのことを置いて、
この記事はスタートするわけだが、わたしは昔から「同棲」への憧れが強い。

もちろん相手はいない。相手がいないから憧れは高まるのだ、言わせるな。

わたしはもう7年も一人暮らしをしているので、そもそも家に帰って誰かがいるなんてそれだけでも羨ましい。
さらに、人がいるだけでなくそこにはパンケーキよりも甘いワンダフルな生活があるはずで、考えただけでもよだれが出る。

せっかくなので、理想の同棲生活について語らせて欲しい。 
 

理想の同棲生活、朝はこう。


「おはよう」

彼がベッドに腰掛けて、まだ寝ているこちらを撫でてくれるところから二人暮らしの朝は始まる。

どうにもこうにも朝の弱いわたしを理解してくれて、朝ごはんを作るのは朝に強い彼が担当。
ふわふわと髪を撫でながら、「そろそろ起きなきゃだよ?」と優しく声をかけてくれる朝。

欲しすぎる。

「今日の朝ごはんなに……?」
「今日はねぇ、具沢山お味噌汁」
「最高。胃にしみそう……」
「おいしくできたから、起きておいで?」

生活を引き上げてくれる彼ってさいこう。
 

同棲を始めたきっかけ

そもそもそんな彼との同棲を始めるきっかけは「二人ともたまたまマンションの更新月が迫っていたから」とかそういう自然なやつがいい。

次どこに住もうかな〜って何気なく言ったら、付き合って1年近い彼が「僕も更新迫ってるんだよね。一緒に住まない?」って誘ってくれるわけ。

「え」
「もっと一緒にいられたら嬉しいなって」

こんな風に誘われて、次の土日には一緒に不動産屋さんに行って、
担当者さんが「いまねぇ、びっくりするくらいいい物件が空いたばっかりなんです」と言ってきて。
でたでた営業トーク。とか思ってたんだけど、見せてもらったらそれが最高なわけですよ。
5階で窓が広くて南東の二面採光。窓から見えるのは公園。駅から徒歩5分の1LDK。

「窓広い!」というのがわたしの気に入りポイントで、「浴室乾燥がついていること」が彼の気に入りポイント(なんせ彼は服をあまり持っていない。梅雨になかなか乾かないと致命的)。

ふたりで夜中にお布団に入って真っ暗な天井を見ながら

「あのおうちどうだった?」
「よかった。どうだった?」
「よかった」

と、確認しあって翌日には「そこにします」と連絡をして、運が私たちの味方をしてくれている最高ひゃっほー! な自然な流れで同棲を始めるわけです。

引越し準備も面倒だなぁと思っていたけど、段取りを決めるのが得意な彼が「はい、じゃあ今日はキッチンをやりまーす!」とか「僕は服を詰めるから、きみは本を詰めてね」とか指示してくれて(頼もしい……)とか思うんだよね。

それで引っ越し初日も、思っていたよりもスムーズに荷ほどきできて、将来長い目で見ても一緒にいられそうだな〜って同棲1日目にして思ったりして。

強いて言えば、ベッドが届く日にちが少し遅れてしまって2日だけかたい床で寝る羽目になってしまったけど、そこも彼と「かたいー」「からだいたいー」とか言い合って笑っていればなんなくやりすごせるわけですよ。
あぁいいな、二人暮らし。
 

同棲から2ヶ月経過して

で、2ヶ月くらい経つと友達のアキコは「どう〜? 同棲って大変?」とか聞いてくるんだけど、「いや? なんか思ってたよりなんともないかも」とか答えて、アキコが「まじか〜。いいなぁ。やっぱ相性ってやつなのかなぁ」とか物思いに耽る様子を見ながら思うわけです。

(たしかに、今までの彼氏とだったらこんなにうまくいかなかったかも)って。

(こんな風に自然にスタートできるのって、本当に相性がいいからなのかも。あの人とはうまくいかなかったことが、この人とはびっくりするくらいスムーズにいくっていうことってあるよね。これが一緒に居られる人ってことなのかもなぁ)とか考え込んじゃうんだよね。

よく考えたら、同棲してからというもの幸せな日々しかないわけ。
彼も一人暮らし歴が長いからか、朝ごはんもパパッと作ってくれるし、ルールは決めなくても家事もしてくれる。

個人的にぐっときたのが、彼が「新しいタオル買ってきたよ〜」とタオルを買ってきてくれた時。
なんか、生活してるって感じしません?
しかも「最近、タオル古くなってきてたからさぁ」って言って
「じゃじゃーん」とか言いながら新品のふわっふわタオルを見せてくれて。

「わーさいこうー!! ふわふわー!」
「ね! ふわふわー!!」

って言い合って、ただのお風呂上りも幸せなものに変わっちゃうんだよね。
 

何気ない日常がしあわせに

休みの日は、各々部屋で自分の好きなことをするんだけど、たまに「疲れちゃったからお散歩いくけど行く?」とか誘ってくれて。

ふたりでぽかぽか陽気のなかを一緒に歩きながら近所にできたばかりのパン屋を早々に発見したり、季節の花をいち早く共有できたり。
「みて、あれハナミズキだよ」とか教えてあげると「えっ、あれが歌で有名なハナミズキ?」とかちゃんと答えてくれて。

そういえば元彼は花の名前を教えても「ふーん」としか言わなかったよな、比べればいいってもんじゃないけど、同じ出来事でも相手が違うとこんなに違うもんなんだなぁとか思いながら二人で「空を押し上げてぇ〜」と歌いながら家の近くの公園まで遊びに行ったりするんだよね。

彼と暮らし始めて幸せだなって感じる瞬間は他にもあって、たとえば窓を開けて風がふわっと入る時にレースのカーテンがふわっと揺れるでしょ、そしたら彼が「いい風だね〜」とかいうわけ。
それで「うん、いい風だね」って言うときとか。
いやいやそんな程度で? とか思ったかもしれないけど、「風」についてコメントを交し合える人が家の中にいるなんて貴重だからね、本当に。

あと、家事をなんでも「一緒に」しようとしてくれるところも好きなんだよな。
干す衣類をカゴに入れてベランダまで持っていくと、彼がハンガーを持ってきてくれて、どちらかが服をパンパン叩いて渡すでしょ、もう一方がそれを干すでしょ、それで終わったらふたりで「しゅーりょー!」とか声かけあって「はい、おつかれさま」って微笑みあったりするのよ。

春は風を喜ぶし、夏は床の冷たいところを探して二人でごろごろするし、秋にはいちょう並木をまっすぐに歩くデートをしたり、冬には肌触りのいいお布団をどちらが先にあたためておくかじゃんけんをしたり。

1年過ぎても、ぜーんぜん苦じゃないの。昔から一緒に住んでいたみたいな自然さで。

でもそういう何気ない暮らしを重ねられていることを、不意にものすごく感慨深く思う日があって。あぁ、これこそが“幸せ”なんだなぁって思ったりもして。
 

同棲を迷っているみんなに伝えたいこと


人と一緒に暮らすのって大変なこともあるけど、でもやっぱり喜びも二倍になりますよ。
家事も大変かもしれないけど、今の彼氏とこの先も一緒にいたいと思うなら躊躇せずにまずは一緒に暮らしてみたらどうでしょうか?
もしかしたら「幸せってこういうことだったのかぁ」とおひさまのようなあたたかさが心の中に広がるかもしれませんよ。

わたしからお伝えしたいのは3つ。

1. 同棲は楽しい!
2. もし無理だったらやめてみる、と気軽にはじめる。
3. ルールは「辛くなってから」作る!

これできっと素敵な同棲ライフが送れるはずです。今夜は夜ご飯担当なので、それではまたね〜〜!!

って思わず実体験のように書いていたけど、
これ全部妄想なんだった!!!!

あぶねーっ! 完全に同棲している気分になっていたけど、今日も明日も明後日も、暗い部屋に一人で帰って一人で小さく「ただいま」とか言って、とりあえず冷蔵庫の中にあるうどんをチンする生活だったーっ!! あぶねーっ!!

はい。

いま同棲しているみなさま、二人で楽しみを味わってくださいね。同棲を夢見るわたしと同じみなさま。どうかいつかの幸せの日のために強く生きましょう。

それではみなさま。素敵な暮らしを。またね〜!

文:さえりさん

さえりさん
ライター。出版社勤務を経て、Web業界へ。
人の心の動きを描きだすことと、何気ない日常にストーリーを生み出すことが得意。
好きなものは、雨とやわらかい言葉とあたたかな紅茶。
Twitter:@N908Sa

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