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2016/10/19

コンクリート打ちっぱなし住宅のメリット・デメリットとメンテナンス費用

「コンクリート打ちっぱなし住宅」とは

コンクリート造りの住宅は、木材で組み立てた枠の中に生コンクリートを流し込んで固めることで形成されています。

本来は仕上げに塗装をしたり、タイルや石を張ったりするものですが、この仕上げの工程を行わずに完了した状態を「コンクリート打ちっぱなし」と呼んでおり、この状態をデザインとして活用している住宅が「コンクリート打ちっぱなし住宅」です。

コンクリートの質感がそのまま表れるため、デザイン性を重視する場合に用いられることの多い工法です。

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コンクリート打ちっぱなし住宅のメリット

コンクリート打ちっぱなしの住宅は見た目の良さにばかり注目が集まりがちですが、実は性質の点においてもいろいろなメリットが挙げられます。

見た目がクールでおしゃれになる

まず一番にメリットとして挙げられるのは、やはりデザイン性の高さでしょう。
コンクリート特有の無機質さ・シンプルさは、モダンで都会的なデザインに仕上げたい場合に力量を発揮します。

好きな形状にしやすい

枠の中にコンクリートを流し込んで形成するため、柱の位置や間取りなどに縛られる必要がありません。
木造建築では実現できないような、個性的な形状にも対応できます。

防音性が高い

素材自体の比重が高く、音を通しにくいという特徴があります。
シアタールームや楽器を演奏するための部屋など、防音性を高めたい場所に最適です。
地下室が欲しい方にもおすすめと言えます。

耐火性に優れている

コンクリートは不燃性の物質であり、1000℃近い高温の炎に1、2時間さらされても燃えないほどの強度を持っています。
特に、住宅が密集しやすい都市部において防災面が安心で、近隣へ飛び火する危険性が低いことから、敷地いっぱいまで家を建設することが可能です。

また、耐火性が高いことから、木造建築に比べると火災保険料が約3分の1で済むというメリットもあります。

広々とした空間になる

コンクリートの住宅は、木造建築のように柱で支える構造ではなく、コンクリートの壁面そのもので家を支える造りになっています。
そのため、一定の間隔で柱を立てる必要がなく、広々とした空間にすることが可能です。
できるだけ間仕切りの少ない家にしたい場合に、一番有効な工法だと言えるでしょう。

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コンクリート打ちっぱなし住宅のデメリット

コンクリートの性質には、デメリットになる部分もいくつか挙げられます。
一つ一つを詳しく見ていきましょう。

断熱性が低い

コンクリートは熱伝導率が高いため、外の冷気や熱気を吸収し、蓄積する性質を持っています。保温性が高いため、熱や冷気を貯め込んでしまい、なかなか抜けていきません。

夏は冷房が効きにくく、冬は暖房がすぐに温まらない環境になってしまいます。
光熱費も高額になってしまうでしょう。
対策として、外断熱の工事も行っておくことが必要です。

汚れが目立つ

表面に仕上げ加工を行わないことがコンクリート打ちっぱなしの最大の特徴ですが、その分汚れが付きやすく、見た目にもかなり目立ちます。
特に外壁がコンクリートの場合は、雨染みが黒く変色してしまうケースが多く見られます。

結露、カビの対策が必要

生コンクリートに含まれている水分は、コンクリートが固まった後も、3~5年程かけて少しずつ蒸発していきます。
実はこの水分が、結露やカビが発生させる一因となっているのです。

結露やカビには、「除湿機を稼動させる」、「水分を発生させる石油ストーブではなく、エアコンを使用する」などの対策が必要です。

軟弱な土地には不向き

建物自体にかなりの重みがあるため、地盤の弱い土地に建てる場合は地盤改良を行う必要があります。
どのような工法を用いるかは地盤の状態にもよりますので、まずは専門家に地盤調査を依頼することが大切です。

施工できる人が限られる

コンクリートは温度管理が非常に難しく、季節に合わせて温度を保つための細かな配慮をしなければなりません。
また、コンクリートとコンクリートの継ぎ目は、プロでもきれいに仕上がらないことがあるほど、高い技術を必要とします。

熟練の施工業者を見つけられるかどうかが、仕上がりの良し悪しに大きく影響します。

建て替えるときに大変

古くなったコンクリート住宅を壊す際には、大型の重機が必要です。
また、その際に出る残骸は産業廃棄物に分類されるため、全体を通して解体にはかなりの費用がかかってしまいます。

子供や孫の世代に家が受け継がれるのであれば、いずれはこのような費用も負担させることになると考えておかなければなりません。

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コンクリート打ちっぱなし住宅のメンテナンス費用・周期

カビの発生、建物内部への水の侵入、ひび割れ、コンクリート表面の剥がれなどが見られた場合は、補修が必要になります。
具体的なメンテナンスの種類と、費用や周期について理解しておきましょう。

弾性塗料
弾性塗料は、主に外壁塗装に使われる塗料で、通常の塗料よりも伸びが良く、下地にひびが入っても塗膜が伸びて亀裂を埋める働きをします。
ただし、コンクリートの質感が失われてしまうというデメリットがあります。
・メンテナンス周期:6~15年
・メンテナンス費用:約2,700円/㎡程度
撥水材
撥水材は防水性を高め、雨染みなどを防ぐ効果を発揮します。
無色透明なので、コンクリートの質感が損なわれないというメリットがある反面、耐久性がやや低く、塗り替えの周期が早くなるというデメリットがあります。
・メンテナンス周期:3~7年
・メンテナンス費用:約1,500円/㎡
カラークリヤー工法
透明な塗料に着色剤を混ぜた物で、カラーニスとも呼ばれています。
仕上がりが美しく、コンクリートが劣化する原因になりやすい中性化を防止します。
また、コンクリート内に使用している鉄筋の錆びを防ぐ効果もあります。
・メンテナンス周期:5~10年
・メンテナンス費用:約3,500円/㎡
コンクリート描写再現工法
塗装技術によって、コンクリート打ちっぱなしの質感を再現します。
光触媒コーティングを一緒に行ったり、フッ素系塗料と組み合わせたりすることで、保護力をさらに高めることも可能です。
ただし、高い技術を必要とするため、施工できる業者が限られるというデメリットがあります。
・メンテナンス周期:5~15年
・メンテナンス費用:約5,000円/㎡

コンクリート打ちっぱなしの塗装は、全体的に6、7年、長くても10年に1度の周期で行うのが理想的です。
劣化の状態などを見極めながら、定期的に塗装の計画を立てましょう。

デザイン性の高さと頑丈さが魅力のコンクリート打ちっぱなし住宅。
性質上の難点もありますが、丁寧なメンテナンスを行っていれば、その美しさを保つことは可能です。
建てた後のこともしっかり考慮しながら、理想の家造りを目指してみてはいかがでしょうか。

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更新日:2016年10月19日

転載元:リショップナビ

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