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2016/10/21

樹脂サッシ(樹脂窓)のメリット・デメリット

樹脂サッシ(樹脂窓)とは?

「樹脂」は別名・塩化ビニール樹脂とも呼ばれており、私たちが日常的に使う物(フライパンの取っ手など)にもよく使用されている素材です。
「樹脂サッシ」とは、その樹脂をフレームとして利用している窓のこと。
ドイツの化学会社が、寒さに強く省エネにつながることを目的として製造したのが始まりです。

樹脂サッシは断熱・気密性が高いため、北欧や北米などの寒冷地を中心に普及しています。
現在、国内の新築戸建て住宅でも、北海道で90%、北東北3県で約50%が、樹脂サッシを採用しているほどです。
しかし、本州にはあまり行き渡っていないのが現状で、日本全体の樹脂サッシ普及率を見てみると7%程度です。

一方、韓国の樹脂サッシ普及率は80%、アメリカやイギリス、フランス、ドイツでは60~69%と、半分以上の世帯に広まっています。
全国的に導入が進んでいる諸外国と比べると、日本はまだ樹脂サッシ後進国だということが分かります。

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樹脂サッシのメリット

樹脂サッシには素材の性質や構造の特徴などから、以下のようなメリットがあります。

断熱性が高い

樹脂サッシの一番の特徴と言えるのが、断熱性の高さ。
これは、樹脂そのものが熱を伝えにくい材質であることが理由となっています。
アルミに比べると熱伝導率が約1000分の1と非常に低く、この点では樹脂サッシの方が遥かに優れていると言えるでしょう。

実際、樹脂製サッシの家は、アルミ製のサッシを使用している家に比べて、室内温度が夏場は2℃低く、冬場は4℃高くなるという実験結果が出ています。

また、最近ではペアガラス(複層ガラス)やトリプルガラス(三層複層)のサッシも多く、ガラスとガラスの間に生まれる中空層が、さらに熱の出入りを防ぐ仕組みになっています。

結露が生じにくい

断熱性が高いということは、冬場の冷気が室内に伝わりにくいということ。
そのため樹脂サッシは、外気との温度差によって生じる結露にもあまり悩まされずに済みます。
なお結露を防止することは、カビ・ダニの発生を防ぐことにも繋がります。

開閉タイプやデザインが豊富

樹脂は加工や着色がしやすいため、幅広いデザインに柔軟に対応できる良さを持っています。
引き違い窓のような一般的な窓はもちろん、すべり出し窓、上げ下げ窓、外開き窓など、和洋どちらの住宅にも合うデザインが可能です。

防音効果がある

樹脂サッシは気密性に優れており、外部の音が室内に侵入したり、家の中の音が外に漏れ出ることを防ぐため、断熱だけでなく遮音にも効果を発揮します。

また、樹脂サッシには前述の通りペアガラス(複層ガラス)やトリプルガラス(三層複層)を採用している物が多いので、このガラスの構造がさらに遮音性を高めています。

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樹脂サッシのデメリット

性能に優れている点の多い樹脂サッシですが、やはりある程度のデメリットはあります。
自分でカバーできる部分は柔軟に対応して、後悔のないように選びましょう。

価格が高い

樹脂サッシの本体価格は、「オール樹脂サッシ」ならアルミサッシの2倍、樹脂とアルミの「複合サッシ」でも、通常のアルミサッシの1.5程度と高額になる傾向があります。
これは、樹脂サッシの取り扱いに慣れていないリフォーム会社では、仕入れ作業自体に負担がかかってしまうことが多いためです。

樹脂サッシの具体的な価格は、窓ガラスとの組み合わせ方によっても金額が変動するため一概には言えませんが、数万~15万円程度が相場と考えておくと良いでしょう。
なお、樹脂サッシを多く扱っている業者なら安く購入できる場合もあります。

言い換えると、樹脂サッシの施工経験が少ない会社もありますから、まずはリフォームしたい内容や予算に合わせて複数社に見積もりを依頼し、比較してみることをおすすめします。

強度がないため重くなりがち

樹脂サッシにはアルミサッシほどの強度がないため、厚みを出すことで強度を上げています。
そのため、必然的に重量が増えて、窓の開閉時にも重みを感じるようになります。

ただし、最近はフレームを薄くしたサッシも製造されており、このデメリットは少しずつ解消されつつあると言えます。

アルミサッシに比べて紫外線に弱い?

また、樹脂サッシは紫外線に弱いという話を聞いたことがある方は多いと思います。
正確に言うと、これは非常に頑丈なアルミサッシに比べると、紫外線に弱いという意味です。
環境やメンテナンスの状態によっては30年位は品質を維持できますので、そこまで重要なデメリットと考えなくてもよいでしょう。

ただし、日の光が強い場所にはあまり向きませんので、設置場所は一応考慮しておくと安心です。
紫外線による劣化は、外壁塗装の際に専用の塗料で上塗りしてもらうことで対処できます。

樹脂サッシで断熱するなら二重窓(内窓)が効果◎

断熱性を高めるためのリフォームなら、樹脂サッシを二重窓(内窓)として設置する方法が最も効果を発揮します。
これは、窓を二重にすることで空気層ができ、熱の出入りを防ぐ働きをするからです。

また、この仕組みは防音対策にも役立ちます。
周囲の騒音が気になるという場合も、樹脂サッシを内窓にすることでかなり改善できるでしょう。

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人気の樹脂サッシメーカー商品4選

それでは最後に、人気が高い樹脂サッシのメーカー商品をご紹介します。
樹脂サッシを選ぶとき、エクセルシャノン、YKK ap、リクシルの商品の中で悩む方が多いです。
ここで、3メーカーの特長について比較してみましょう。

シャノンウインドシリーズ(エクセルシャノン)

樹脂サッシの代表のメーカーと言えるのが、エクセルシャノン社です。
同社の「シャノンウインド」シリーズは、確かな気密性能の高さが自慢。
メンテナンス面にも充分に配慮し、ガラスや気密材などの部品は単体で交換可能。長く使い続けることができます。

オプションでロールタイプの網戸をつけることもできます。
なお、既存の窓枠の上からカバー工法で施工できる「シャノンDEリフォーム」というリフォーム用の商品もあるので、施工も簡単です。

APW 330(ykk ap)

ykk ap社は、数多くの窓・ドアなどの建材を手掛けてきた大手メーカーです。
同社の「APW」シリーズは、2011年度にグッドデザイン賞を受賞するほど、スタイリッシュなデザインに定評があります。

「APW 330」の戸先錠やオペレーターハンドルなどの取っ手は、キッズデザイン賞(子供たちも安心・安全に使える形状・デザインを顕彰する制度)を受賞しています。
夏の冷房効果を高める「遮熱タイプ」と、冬の暖房効果を高める「断熱タイプ」の2種から選べます。

エルスターX(リクシル)

キッチンやユニットバスのメーカーとしても知られ、女性からの支持率が高いリクシル社。
リクシルの樹脂窓も、デザイン・機能が充実しています。
「エルスターX」は、特殊薄板ガラスを採用し、開閉時に重いとされてきたトリプルガラスを軽量化。
3層の窓ガラスによる断熱と、スムーズな動きを実現しました。

サーモスX(リクシル)

同じくリクシル社の「サーモスX」も、樹脂窓の話をする上では欠かせない商品です。
「サーモスX」は、樹脂窓同等の断熱性能を発揮するハイブリッド窓。
アルミの耐久性・採光性と、樹脂の断熱性・防露性を取り入れた構造をベースに、最先端の高断熱技術を結集。
アルミサッシと樹脂サッシ、それぞれのデメリットを解決した、先駆的な製品として注目を集めています。

寒冷地に適した窓というイメージの強い樹脂サッシですが、その特性はどのような住宅にも活かすことができます。
日本でも今後ますます普及が進むと考えられますので、いち早くご自宅の窓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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更新日:2016年10月21日

転載元:リショップナビ

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