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2017/02/14

外壁塗装で必要な足場の費用はどれくらい?

外壁塗装の足場の必要性

最初に、外壁塗装においてなぜ足場が必要であるのか、理解しておきましょう。
主な理由としては、以下の3つが挙げられます。

塗装スタッフの安全確保

まず、足場は施工スタッフにとっては、車のシートベルトやエアバッグのような役割を果たします。
当然高い位置まで作業しなくてはいけないわけですから、安全第一で仕事をしなくてはなりません。
結果的にはなくても良かったと思うこともあるかもしれませんが、やはり無事に工事を終えることが最良のはずです。

丁寧な作業ができる

また、足場がないと施工スタッフの姿勢が安定しないため、きれいに塗装をすることが難しくなります。
疲れる姿勢で外壁塗装を行ってしまうと、位置によって作業が雑になり、ムラができてしまいます。
例えば、断熱や遮熱機能付きの塗料を使用したところで、丁寧に塗装されていなければ、効果を発揮することができません。

時々、足場を組まずに「工事代を安く済ませます」と言ってくる業者がいますが、ほんの一部の補修を依頼するわけでない限り、そのような業者には施工を任せない方が良いでしょう。

近所への配慮にもなる

さらに足場を組むと、その上に飛散防止ネットを設置することができます。
飛散防止ネットがあれば、近隣に塗料が飛び散ってしてしまうことを防げるのです。
万一、近くの建物や通りかかった人に塗料がかかってしまっては一大事です。

足場を組むということは、さまざまな安心・安全を確保するために重要なのです。

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外壁塗装における足場の単価・価格

足場の組み立て・解体・運搬にかかる価格は、1㎡あたり600~1,500円位が相場です。
数年前は、足場代の㎡単価は1,200円/㎡以上かかるのが一般的でしたが、今では1㎡につき1,000円以下で済むことが多いです。

足場にかかるだいたいの費用は、建物の外周が分かれば計算できます。
まずは、以下の計算式で「足場架面積」を
求めます。

・足場架面積 = (建物の外周 + 8m) × 家の高さ

家の高さの目安としては、
1階建て=3.5m、2階建て=6m、3階建て=8.5m
です。

さらに求めた足場架面積から、足場設置にかかる費用を導き出せます。

・足場にかかる費用 = 足場架面積 × 平米単価 (600~1,500円)

例えば、外周20メートルの2階建ての家に、平米単価1,000円で足場を組む場合の費用は、
・(外周20m + 8m) × 家の高さ6m ×平米単価1,000円 = 168,000円
と計算することができます。

つまり、一般的な30坪程度の家の外壁を全面施工する場合、足場にかかる費用だけでも15万円前後は必要になるでしょう。

なお、足場組みは、技術習得が早い職人でも半年~1年かかります。
自社で足場を組める事業者もいますが、たいていのリフォーム会社は専門の足場屋に依頼しています。
つまり、足場組みを外注している分の費用も、工事費に計上されることがほとんどです。

ただし、傾斜地や車両が入れないような狭い路地奥にある建物でリフォームをするときや、隣接している建物が接近している場合、ガードマンを依頼するときなどには、さらにコストがかかることがあります。

足場は無料にはなりません

足場の費用は、外壁塗装工事費のだいたい20%を占めます。
足場組みには相当のお金がかかるので、外壁塗装のついでに屋根リフォームも実施するご家庭は多いです。

工事の範囲にもよりますが、上述した価格の通り、外壁を全面的にリフォームする際に、足場を無料にすることはほぼあり得ません。

「足場代は無料」と語ってくる業者は、別の費用に足場代をこっそり上乗せしているだけです。
本当に足場組み用の料金を受け取っていなかったら、その企業は赤字になってしまいますよね。
足場のために経費が必要になるのは当然であることをきちんと受け入れて、悪質な業者にだまされないように気を付けてください。

足場の種類

足場の種類は、大きく分けると3タイプあります。

クサビ(ビケ)足場

現在主流になっているのが、「クサビ(ビケ)足場」です。
足をのせるための板が幅広いので、安全かつ楽な姿勢で塗装作業を行うことができます。
組み立て・解体も簡単で効率的なタイプの足場ですが、揺れにくいようにハンマーでしっかり固定していくため、組み立て時にはハンマーを叩く音が気になるかもしれません。

パイプ(単管)足場

「パイプ(単管)足場」は、たった2本のパイプの上に足を乗せることになるため、常に職人たちが意識していないと、足をすべらせてしまう可能性が高いです。
危険であるため最近はほとんど見かけなくなってきましたが、クサビ(ビケ)足場を組むことができないほどの狭いスペースでは使われることがあります。

単管ブラケット足場

「単管ブラケット足場」は、パイプ(単管)足場に「ブラケット」と呼ばれる金物を使用して板を取り付けた形状のものです。
クサビ(ビケ)足場がハンマーを使って頑丈に固定されているのに対し、単管ブラケット足場はボルトを締めて組み立てます。
このため、パイプ(単管)足場に比べるとバランスは取りやすいですが、上手に組まないと揺れやすくなってしまうという欠点があります。

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よくある足場のトラブルと注意点

最後に、足場を組むリフォームを実施する際に起こりやすいトラブルと、その対策や注意点について解説しておきましょう。

瑕疵保険の加入・対象範囲をチェック

足場組みや解体の際に、外壁の一部や窓、車を傷つけてしまうというトラブルは多くあります。
ひどいときは、近隣の家が損傷してしまったという例もあるほどです。

本来ならば補償してもらえるように思うところですが、足場業者は塗装会社の下請けであることが多いため、責任の所在がわからず、泣き寝入りしたというパターンは数多いのです。

工事を頼む前に、足場業者が「瑕疵保険」に加入しているかどうかを確認しておきましょう。
また瑕疵保険に加入している場合、保険の対象範囲がリフォーム箇所以外、工事関係者以外の人も含まれているかも調べておくと確実です。

外壁の側にある車は移動しておく

また、外壁の側に駐車していると、足場の組み立て作業や工事中に傷がついたり汚れたりすることがあります。
できればリフォーム期間中に自家用車を駐車するスペースをレンタルしておくと良いでしょう。

庭の植え替えが必要か確認する

さらに庭に植物があるときにも、足場組みの際に問題にならないかチェックしておかなくてはいけません。
プランターや鉢なら移動するだけで解決しますが、木や花壇があると、足場を組む場所によっては植え替えが必要になるケースもあります。

隣家の敷地を借りる場合がある

足場のトラブルで一番大変とも言えるのが、ご家庭の敷地だけでは足場を作れないときでしょう。

もしご自身の敷地内だけで足場を組むスペースが確保できないということになった場合、隣の敷地も借りなくてはならないのです。
必ず隣家に丁重に挨拶し、協力をお願いしてください。
親切な業者であれば、同行して専門的な視点で説明・相談してくれるはずです。

「隣の人が留守にしている間に、勝手に組んでしまえば良い」と提案するずさんな業者もいますが、このような無責任な会社とは絶対に契約してはいけません。
裁判沙汰になったら、不利になるのは施工を依頼した自分自身です。

多少は時間をかけてでも、他人になるべく迷惑をかけず、的確な塗装リフォームを成功させるための方法を一緒に考えてくれる会社・スタッフに依頼しましょう。

外壁や屋根の工事で足場がどれほど重要か、またどのようなトラブルが起こり得るか、事前に知っておくだけでも失敗のないリフォームを実現しやすくなります。
安全性も非常に大切にしたい外壁や屋根のリフォームは、経験豊富で信頼できる業者に任せることが大切です。

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更新日:2017年2月14日

転載元:リショップナビ

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