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2017/02/14

【外壁塗料の種類まとめ】コスパがいいのはどれ?

外壁リフォームは、塗料選びがカギ

住宅の外壁、特にモルタルの外壁で最も起こりやすいトラブルがひび割れ(クラック)です。
外壁のひび割れは、早めに対処しないと雨水を溜め込んでしまい、下地を傷める原因になります。

ひび割れなどの補修時、あるいは補修完了後には、必ず外壁の塗り替えが行われます。
セメントモルタルのほか、鉄やアルミ、木材、コンクリートなどの外壁は、塗料で皮膜を作ることにより、腐食や劣化を防いでいるのです。

外壁の塗料の素材や性能は実に様々ですが、耐久性の良いものを選ばないと、すぐに塗り替えや補修が必要になってしまいます。

家の外壁は、日々風雨にさらされてしまうもの。
外観だけではなく、家の中を守ってくれる重要な部位でもありますから、外壁の塗料選びは家を保持するためのキーポイントといっても過言ではあないのです。

サイディングも塗り替えは必要

外壁がサイディングだと、塗り替えやメンテナンスはほとんどしなくてOKと思われる方が時々いらっしゃいます。
断熱性や防音性が高いサイディングは確かに丈夫ですが、表面は塗装加工されており、サビの発生や、塗膜の劣化で白い粉が表れるチョーキング現象が起こることもあります。

定期的に塗り替えリフォームを行えば、サイディング自体を長持ちさせることにつながります。

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塗料の種類

外壁の塗料は、種類によって耐久年数とかかる費用が変わります。
リフォームをする際には、ついその時にかかる金額のみで判断してしまいがちですが、何年毎に塗り直しのメンテナンスが必要になるかによって、長期的なコストが変わってきます。

将来何年住み続けるかも考えて、コストパフォーマンスの良い塗料を選びましょう。

アクリル塗料

「アクリル塗料」は、塗料の主成分がアクリル樹脂の塗料のことを指します。
変色や色あせがしにくく、光沢が長持ちするため、調理家電や自動車の上塗りでよく使用されています。

以前は外壁でもポピュラーな塗料でしたが、最近では耐久年数の点などからあまり人気はありません。
透明で軽量という特徴があり、塗り重ねに適しています。

価格は塗料の中でもかなり安価ですが、耐久年数が5〜8年程度と短く、すぐに塗り直しのメンテナンスが必要になる点に注意しなくてはいけません。

【アクリル塗料が向いている家】

・とりあえず施工費を安く抑えたい
・こまめに塗装リフォームをしたい

【アクリル塗料の平米単価目安】

アクリル塗装の費用相場は、1㎡あたり900~1,300円程度と、最も低価格な塗料です。
頻繁に塗り替えたい箇所に使えば、大変リーズナブルと言えます。

ウレタン塗料

「ウレタン塗料」は価格、機能などのバランスが良い塗料です。
主成分がウレタンでできており、柔らかい素材と密着性に優れています。
細かい箇所や曲面にも適しているため、ゴルフボールのほとんどはウレタン塗料を使用しています。

モルタル、鉄、アルミ、コンクリートの外壁に対応するほか、ゴムのように伸び縮みする弾力がある製品もあるので、木材にも塗装可能です。
複雑な形状の外壁にも最も適している塗料です。

剥がれにくく硬度もあるため、耐久年数は7~10年です。
ただし仕上がりの見た目に独特のツヤがあるタイプなので、気になる方は避けたほうがいいでしょう。

【ウレタン塗料が向いている家】

・できるだけ施工費を安く抑えたい
・剥がれが気になっている箇所があるので補修したい

【ウレタン塗料の平米単価目安】

ウレタン塗料の施工費は、1㎡あたり1,500~2,000円位です。
10年に1回は塗り直しを行いたい方にはお手頃な塗料と言えるでしょう。

アクリル塗料・ウレタン塗料
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シリコン塗料

耐水性、耐久性、費用の面など総合的にバランスが良く、非常にコストパフォーマンスの高い塗料です。
主成分がシリコンでできており、特に耐久性が12〜15年と優れているので、塗り替えの頻度も下げることができ人気があります。
透湿性に富んでいるため塗装が剥がれるトラブルが少なく、住宅内部の結露も防止します。

総合的に住宅保存にかかるコストを大きく削減できるのは、シリコン塗料です。
ザラつきは出せないため、高級感のある外観にしたい場合には向きません。
外壁に特別な機能は求めないという方には、至適の塗料と言えます。

【シリコン塗料が向いている家】

・コストパフォーマンスに優れた塗料を使いたい
・長年使われていて安心できる塗料を採用したい
・外壁の塗り直しも結露対策も行いたい

【シリコン塗料の平米単価目安】

シリコン塗料の1㎡あたりの施工費は2,000~3,500円位です。
溶剤タイプ・水性タイプとバリエーションがあり、どのタイプのシリコン塗料を選ぶかによって、価格帯が異なります。
比較的安価で、長持ちする塗料を使いたい方に最適な塗料です。

ラジカル塗料

「ラジカル塗料」は、2012年に発売された最新塗料。
どの壁材とも相性が良く、従来の塗料にはなかった高気密性で、紫外線や水、酸化による塗膜の劣化や変色を防ぎます。

塗り替え時期は14〜16年と耐久性に優れており、価格はシリコン水準、性能はフッ素に似ているため、現在シリコンと共に外壁塗料の首位になると期待されているのが、このラジカル塗料です。

デメリットは、新商品であるがために取り扱っている業者・塗装店が少ないということです。
比較的リーズナブルで高性能を求める方にはぴったりの塗料ですが、ラジカル塗料で外壁リフォームをしたいときには、扱っている業者をまず探す必要があります。

【ラジカル塗料が向いている家】

・コストパフォーマンスに優れた塗料を使いたい
・シリコン塗料と同等のコストパフォーマンス性を求めている
・最新技術の塗料を試したい

【ラジカル塗料の平米単価目安】

ラジカル塗料でのリフォーム費用は、1㎡あたり1,500~2,200円が目安です。
低価格でシリコン塗料とほおぼ同等の耐久性を誇るので、最新塗料に抵抗がない方は試してみてはいかがでしょうか。

シリコン塗料・ラジカル塗料
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フッ素塗料

「フッ素塗料」は、フッ素樹脂の技術を応用して造られたガラス製の塗料です。
耐熱性、耐寒性とあらゆる気候に対応できる上に、塗装の耐用年数もとても長いのが特徴です。

フッ素塗料は酸性雨や紫外線に強くメンテナンスサイクルが長期間で済むため、陸橋や鉄塔、高層ビルなどの塗装で好まれています。
雪が滑り落ちやすいので、積雪量が多い地域の屋根にも多く見られます。

外壁についた汚れも雨で流れ落ちるので、15〜20年と長い期間キレイが保てる塗料です。
しかし屋根塗装には一般的ですが、費用が高いため一般住宅の外壁にはあまり普及していません。
コストをかけてでも、長期間同じ家に住み続ける場合や、何世代にも渡って家を保ち続けたい方にはおすすめです。

【フッ素塗料が向いている家】

・次世代の家族も住めるよう長持ちさせたい
・高級な外壁塗料を使用したい
・立地的に頻繁に外壁塗装を行うのは大変

【フッ素塗料の平米単価目安】

フッ素塗料の価格・費用は、1㎡あたり3,500~5,000円はかかります。
タイプや機能によって価格が大きく異なりますが、水性タイプであれば1㎡につき2,000~2,500円位で施工できることもあります。
初期費用はかかりますが、長持ちさせたい家で、かつ塗り替えの頻度を減らしたい場合には適している塗料です。

セラミック塗料

「セラミック塗料」という名称を聞いたことはあるでしょうか。
このセラミック塗料は、厳密に言うと「セラミックが配合された塗料」のことです。

セラミック配合の特色としては、親水性が高いので外壁が汚れにくい点、遮熱効果がある点、陶磁器であるため天然石調の風合いにできるという点などが挙げられます。

気をつけたいのが、「セラミック=耐久性があるわけではない」ということです。
塗料の耐用年数は、合成樹脂の成分によって変化します。
セラミック+シリコン配合の塗料なら、シリコン塗料と同じ12~15年、セラミック+フッ素配合塗料なら、フッ素塗料と同様の15~20年が耐用年数です。
「セラミック塗料は長持ちして安心です」という業者がいたら、少し疑った方が良いかもしれませんね。

【セラミック塗料が向いている家】

・意匠性の高い石材のような外観にしたい
・遮熱効果も備えた塗料を使いたい

【セラミック塗料の平米単価目安】

セラミック塗料は前述のとおり、「セラミック配合の塗料」であり、厳密に言うと塗料の種類ではありません。
セラミック配合塗料で代表的な製品の施工費用の一例を挙げると、「ファイン4Fセラミック」は1㎡につき2,700~5,500円、「グッセラシリーズ」は1㎡あたり4,000~6,500円です。

フッ素塗料・セラミック塗料
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機能性塗料<断熱塗料>

特定の機能性を持った塗料は主に4種類ありますが、その内の一つが「断熱塗料」です。
通常の塗料に、セラミックビーズを加えることで熱を遮断します。

機能性塗料は、通常の塗料より費用がかさみますが、断熱効果のある塗料を外壁に施せば、夏も冬も快適に過ごせるだけでなく、冷暖房費の削減ができます。
結果的に光熱費を抑えることができる上、環境にも優しいので、関心を示す方が増えています。

ただ、すべての住環境で有効な断熱効果が表れるとは言い切れません。
断熱は、床や窓のリフォームでも対策できることなので、検討したい方は断熱に詳しいリフォーム会社と相談するのが最善と言えます。

【断熱塗料が向いている家】

・省エネ効果の高い外壁にしたい
・光熱費削減の効果を期待できる塗料で施工したい

【断熱塗料の平米単価目安】

断熱塗料の代表と言えば、セラミック配合タイプの「GAINA(ガイナ)」です。
ガイナの価格は、1㎡あたり3,800~8,000円です。
下地などの状態によって変動しますが、だいたい1㎡につき5,000~5,500円で施工できるケースが多いです。

機能性塗料<遮熱塗料>

「遮熱塗料」には、一般的な塗料に遮熱顔料が加えられています。
紫外線が壁に吸収されると、外壁は熱を発するのですが、この遮熱塗料の顔料は紫外線をカットし、熱が発生しないように働きます。

太陽光を跳ね返すことにより、紫外線の吸収率を減らしてくれるのが、この遮熱塗料なのです。
真夏でも室内の温度が上がりにくくなるので、冷房に頼らずに生活できるでしょう。

遮熱塗料も費用が高めですが、断熱塗料と同じく光熱費を抑えることが最たる長所と呼べるでしょう。
ですが、断熱塗料と同様、その効能を活用できる環境で取り入れなくては、せっかくの役割を果たすことができない点は考慮しておきたいところです。

【遮熱塗料が向いている家】

・吹き抜けや2階リビングがあり、夏場の外からの熱気が厳しい
・日射しが強いために夏と冬の気温差が激しい

【遮熱塗料の平米単価目安】

遮熱対策で外壁を塗り直す場合、断熱効果と遮熱機能を持ち合わせた「GAINA(ガイナ)」を用いるのが一般的です。
ガイナの価格は断熱塗料の項目でご紹介した通り、1㎡につき5,000~5,500円と考えておくと良いでしょう。

断熱塗料・遮熱塗料
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機能性塗料<光触媒塗料>

「光触媒塗料」とは、紫外線が当たると化学反応を起こす塗料で、この化学反応が壁面に着いた汚れを分解します。
防汚性が高いですが、最も高額な塗料です。

光触媒はまだ歴史が浅く実績が少ないですが、耐久性は20年もあると言われています。
汚れの吸着を抑えたり、雨水を利用して汚れを洗い流したりとセルフクリーニングをしてくれるのは、他の塗料にはない最大のメリットと言えるでしょう。

光触媒の塗装は、まだ出てきたばかりの技術ということもあり、非常施工が難しいです。
現状では、光触媒塗装の経験が豊富な業者が限られます。
ラジカル塗料と同じように、導入したい場合は業者探しが大変になるかもしれません。

【光触媒塗料が向いている家】

・環境に優しい塗料を取り入れたい
・外壁の手入れの頻度を減らしたい

【光触媒塗料の平米単価目安】

光触媒塗料は、1㎡につき5,000~5,500円は必要です。
リフォーム費用はかかりますが、環境に良く、掃除の手間が軽減することを考えると、メンテナンスしやすい優良な塗料と言えます。

機能性塗料<ナノテク塗料>

「ナノテク塗料」はナノテクノロジーを駆使した塗料で、アクリルシリコン塗料の一種。
石油原料由来の樹脂の含有量を、最小限にしたものです。

防カビ性があり、塗膜の剥がれもあまりなく、リフォーム後の美しさを長持ちさせることが可能です。
速乾性があるので、短期間で工事を完了させられることもメリット。
燃えにくい性質もあり、シックハウス対策にも効果があるため、注目度が上がってきている塗料です。

ナノテク塗料はエコの観点からも画期的ですし、防汚性に優れているので家の外壁のお掃除から解放されることが期待できます。
しかしナノテク塗料も、現在メジャーにはなっていないため、施工が上手な業者は多くはありません。
ナノテク塗料は特に、巧みな職人が施工しないと、その効力を発揮することができません。
業者選択は慎重に行いましょう。

【ナノテク塗料が向いている家】

・カビ・藻が発生しにくい塗料を採用したい
・燃えにくい外壁にしたい

【ナノテク塗料の平米単価目安】

ナノテク塗料でリフォームする際には、1㎡あたり5,000〜5,500円の施工費がかかります。
他の塗料と比べると高額ではありますが、良い業者に出会えたなら、優れた耐性とメンテナンス性を発揮するため、選択肢の一つとして考えてみても良いかもしれませんね。

光触媒塗料・ナノテク塗料
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機能性の高いものはやはり初期費用がかさみますが、メンテナンスや改修など、お家全体にかかる長期間の費用と照らし合わせてプランニングしてみると、コストパフォーマンスが良い場合もあります。
家族のライフスタイルや、お家そのものの耐用年数なども合わせて検討して、最も適した塗料を選んでくださいね。

なお、外壁塗装のリフォーム工事のときには、塗料のにおいが気になるものです。
リフォーム施工前に、ご近所への挨拶も忘れず済ませておきましょう。

更新日:2017年2月14日

転載元:リショップナビ

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