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沖縄移住

2017/02/06

憧れの沖縄移住。先輩移住者に酸いも甘いも聞いてきた

沖縄移住

いつかは沖縄に移住したい。そんな夢を持っている方も多いはず。
今日は、日本、ハワイ、中国と様々な場所で総計26回の引っ越しを繰り返して最終的に沖縄に移住した高井智久さんに、なぜそんなに何度も住み替え、最終的に沖縄にたどり着いたのかをインタビュー。
色々な場所に住んで見えてきたもの、沖縄の魅力、移住の大変さなどについて語っていただきました。

沖縄は自由の象徴だった

学生時代に、高橋歩という作家に憧れていました。彼は”自由人”を自称して色々なプロジェクトを立ち上げていたんですが、その高橋歩が沖縄に移住してビーチロックハウスというゲストハウスをやっていたんです。
それで、「そうか、こういう自由な人は沖縄に住むんだ」って思いました。僕にとって沖縄は、自由の象徴だったのかもしれません。

ちなみに、実際に沖縄まで高橋歩に会うために、ビーチロックハウスの最終日に行ったんですが、「こんなとこ来てないで働け」って言ってもらい、、、ちょっと驚きました。
当時、目の前のやることから逃げるように、沖縄逃避旅行に来ていたので、優しく仕事の現場に追い返してくれたのですが、それに気がつくまで数年かかりました(笑)

大学を卒業後、夢見る夢男さんだったので20代は働けどお金がない状況で、夢だけ大きい貧乏な生活を送っていましたが、20代後半で一念発起して友人とおしゃれ照明のネットショップの会社を作り、やっと普通の生活をおくれるようになったり、友人のネットショップの会社を復活させたり、中国に移住してモバイルバッテリーなどの販売をしたりしました。会社を売却することも経験できて20代後半から今までは、比較的楽しい人生になってきたなと自分では思っています。

友人が沖縄でやっていた会社のサポートに一ヶ月ほど沖縄にいる時期があったのですが、その時に、色んな沖縄を知れたのが沖縄移住のきっかけになりました。その後、同棲していた彼女が妊娠して、一人目の子どもを沖縄で授かったことで、僕ら家族の本格的な沖縄での生活がスタートしました。

沖縄生活

移住後2回引っ越して理想の家に出会った

最初は那覇に住んでいました。那覇は何でもそろうし遊べるし楽しかったです。徒歩圏内にユニクロ、スタバ、タリーズ、ハンズ、映画館、タワーマンション、役所、でっかい公園、地元のおしゃれカフェなどあり、何でも揃うのでとても便利です。寒くならない東京という感じです(笑)

娘が保育園に入るとき、自然派の保育園に入れたいと思ってド田舎に引っ越したんですが、歩いていける距離に何もなかった(僕とっては居酒屋、奥さんにとっては子どもと遊べる大きい公園)ので、そこでの暮らしを楽しめなくて、那覇市近隣にまた戻ってきました。
今はロケーションの良い物件にめぐり出会えてとても気に入っています。ベランダから左手に首里城、右は那覇の街が見えます。

那覇・首里城

子育てがしやすい沖縄

沖縄って、みんな子どもが多いんですよ。カフェとかレストランでもみんな子どもに慣れてるから寛容なんですよね。居酒屋とかにもみんな子ども連れてくるし、どこ行っても子どもが走り回ってるのが普通です。東京にいるときは、子どもが騒いでいると雰囲気悪くなることもあったので、お子さんのいる家族は気を遣うんだろうなと思いましたけど、沖縄でそんな風景はあまり見たことはありません。
それに、これは沖縄に限らず地方全般のことだとは思いますが、車文化というのも子育てにとってはよいですよね。車なら移動中にどんなに騒いでて誰の迷惑にもなりませんし。

娘が通っている自然派の保育園も素敵です。サトウキビ畑の中にあって、庭がめちゃくちゃ広くて、そんな中でのびのび走り回って育ってるのを見ると、沖縄に引っ越してきてよかったなと感じます。
休みの日に車を少し走らせればすぐ海まで行けたり、突然壮大な景色と出会えたりするのも最高です。

待機児童の問題は少しあります。那覇は全国的に見ても待機児童が多いエリアなんです。でも、那覇以外の場所に離れればそういった問題はなくなるので、お子さんのいる方、今後生まれる予定のある方は、那覇以外のエリアもおすすめです。

たくさん引っ越しをして分かってきた。移住するということ。

沖縄を含め引っ越しや移住ってすごく楽しいんですが、だからと言って手放しで「沖縄に移住しちゃいな!」と言えるかというとそういうわけではないです。沖縄に限った話ではないんですが、移住って楽しさや素敵な側面もあれば、大変な側面もあると思います。

僕は今まで26回引っ越したんですが、よかった引っ越し、そうでもなかった引っ越しがありました。考えてみると、引っ越し先に仲の良い友達がいると暮らしが充実して楽しい思い出になって、引っ越し先に友達ができないと自己犠牲的な感覚で仕事に邁進したりしていたような気がします。もしかしたら、寂しさを埋めるように仕事の没頭していたのかもしれません。そんなことあるか?とも思うのですが、僕の引っ越しを振り返るとそんな感じだったように感じます。

慣れない土地への移住や引っ越しは、マズローの欲求5段階説でいう社会欲求を満たすまでが大変なのかなと思います。

僕の引っ越し感については、こちらにも書いていますのでよければ読んでみてください。

移住をマズローの欲求5段階説で考えてみる

マズローの欲求5段階説は知っている人も多いと思います。人は低次の欲求を満たすと、より高次の欲求を満たしたくなっていくという理論です。もっとも低次の生理的欲求に始まり、以下の5段階があります。

  1. 生理的欲求:生命を維持するための基本的な欲求。食事・睡眠・排泄など
  2. 安全欲求 / 安定欲求:経済的に、身体的に必要十分な生活を営みたいという欲求
  3. 社会的欲求 / 所属と愛の欲求:社会とのつながりを求め、他者に必要とされたいと思う欲求
  4. 承認(尊重)の欲求:他者から評価されたいと思う欲求
  5. 自己実現の欲求:自分のもつ能力を最大限に発揮して、理想の自分になろうとする欲求

引っ越しが完了するのは、家を移動した瞬間ではない

形式的には、住民票を移せば引っ越しは完了です。しかし家があるだけでは、生理的欲求程度しか満たせないんです。それじゃその街で暮らしてるとは言えない。
3ヶ月くらい住んで気候に慣れて、土地勘も少しずつ身に付いてくると安全欲求・安定欲求が満たせれている状態になります。海外だったら食生活に慣れるのも、ここに入ると思います。だいたいこれくらいまでは誰でもいけるんですけど、この先に行くのが大変です。
次に満たすべきは社会的欲求ですが、その地域の友達が3人くらいできるとこの領域に行けます。さらに、承認欲求を満たすには、その街で働き、その街に貢献しはじめると満たされる感覚が湧いてくると思います。長い時間をかけてここまで行く覚悟がある人じゃないと「幸せ」というレベル感での移住は難しいかもしれないですね。

でも、そこまで行くと本当に楽しいんです。もうここは「俺の街」と言えるようになって、街をしゃぶりつくしている感覚になる。街で友達とすれ違う瞬間なんて、僕の場合最高の気持ちが湧いてきます。「俺、住めてるわー」「俺、移住しても幸せでいれてるわー」って嬉しくなりますね。特に、地元の人と仲良くなると、外から入ってきた人だけでは行けないお店に行けたり、その土地だからこそ味わえるコンテンツにたくさん出会えたりします。

僕自身も、住み始めて2年くらいはあまり地元の人との繋がりはありませんでした。でも3年目に入るあたりで人間関係が広がってきたんです。そのあたりから一気に楽しくなってきました。

沖縄に移住する人を増やしたい

移住を慎重にさせるようなことを話してしまいましたが、僕としては移住する人をもっと増やしたいと思っています。移住先で地元のコミュニティーに属するのは、最初は大変なので、街に馴染めるか不安がある方は事前にFacebookのコミュニティーなど見つけて交流するのも一つの手だと思います。僕らで今、移住した人も楽しく繋がりや関係を作れるようにコミュニティーを作っているので、そのコミュニティーが出来上がったら沖縄に移住してくる人にはぜひ、参加してほしいと思っています。一緒に遊んだりしましょう。

将来の夢としては、価値観の合う仲間たちが近所に1000人とか2000人とか住んでいたら楽しそうだなと思っています。その地域に昔から根付く文化や人たちを大切にしながら、より豊かな生活を考えていく仲間がどんどん増えると嬉しいと思っています。
話=高井智久氏

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