すみかる住生活版

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イマドキ母と息子の関係、気になる距離感から現在の親子事情を探る

母親と息子の関係に違いが

子育てが一段落すると、次は思春期に入り子どもとの接し方も難しい時期に入ります。その中でも特に気になる、母親と息子の関係性について興味深い調査を見つけました。近すぎず遠すぎない親子関係はどのような結果を物語っているのでしょうか。早速チェックしていきましょう。

意外と近い息子と母との関係

 「 部屋に自由に出入り出来るし、息子も了承している」83.5%

最近は息子の部屋への出入り自由が当たり前?

首都圏に住む高校生や大学生の息子と同居する女性に質問した所、今回の調査では意外な結果が明らかに。なんと、83.5%の母親が「息子の部屋には自由に出入り出来、息子も了解している」と回答しました。

これまでは、思春期を迎える息子の部屋には入ってはいけないという風潮がある中、入るのもOK!しかも了解しているというのには驚きですよね。しかし、「無断で入ると怒られるので、入らないようにしている」と回答した人も少数ながらいるようです。その割合は全体の1.6%と控えめですが、配慮している母親もいることが分かりますね。

調査の対象者

40歳~59歳で、高校生や大学生の息子と同居している首都圏在住の女性437名が対象です。
都会の親子事情はどうなっているのでしょうか。

息子と二人だけで外出することも

母親の3人に1人は息子と2人で外出している

今や息子と気軽にデートを楽しむ時代

部屋に入ることに対して、息子も了解しているという素敵な親子関係を垣間見ることができました。外出はどうなのしょうか?「息子さんと2人だけでどれくらいの頻度で外出をしていますか」という質問では、母親の3人に1人(33.%)が月に1回は息子と2人だけで外出しているようです。

以前は母親と一緒にいるところを見られたくないというのが定説でしたが、時代は変わってきているようですね。部屋に入ってもOK、そして定期的に外出を共にするという関係は、息子が大好きな母親にとってもうれしい変化と言えるでしょう。

あなたの家庭ではこの結果に通じるものがありますか?少しでも共感する部分があったらそれは、まさに現代の母親と息子の関係を象徴しているのかも。自信を持ってくださいね。

自然なスキンシップで適度な距離も保っている

少数ですがハイタッチやハグという回答もありました。

スキンシップは適度にとどめている人が多いよう

心も体も大きく成長する時期ですが、「息子さんと普段どのようなスキンシップを行いますか」というのも気になる部分ですよね。「あまりスキンシップをしない」と答えたのは約半数にあたる50.1%なのに対して、「頭をなでる」や、「ハイタッチ」、「ハグ」などのスキンシップを取っている母親もいるようです。

そして2.3%という少数ですが、「手をつなぐ」という回答も。「手をつなぐ」というのも素敵ですが、親離れと子離れについても考えさせられる回答かもしれませんね。

息子の汗臭さはなんとかしたい

同性から嫌われてしまうのが心配だからという声も

周囲に迷惑をかけるのが心配だからと思う母親が多数

スキンシップを取っているからか、新陳代謝が活発な息子に対して特有の汗臭さを気にしている母親も多いようです。その割合は60.7%も。この高い数字は、身だしなみへの無頓着さを物語っているのかもしれません。

心配する理由は「周囲に迷惑をかけるのが心配だから」が断トツで74.9%も。息子と母親の距離の近さを感じながらも、「異性から嫌われてしまうのが心配だから」と女性に与える影響を心配している人も多いようです。

小さい頃から大切に育ててきた我が子ですが、将来的なことも視野に入れていることも分かりました。息子であっても臭いは気になる。ではどうしたら?とあれこれ策を練っている母親も多いのかもしれませんね。

一緒に出掛けられる関係なら、母親の目線からデオドラント製品を選んであげるのも良いでしょう。

おわりに

アンケートの結果から、母親と息子の意外な距離感を知ることができましたが、皆さんはどのように感じましたか。そんな適度な距離を作りあげたのも、母親の接し方にヒントがあるのかも。「思春期だからあまり接しすぎても」と距離を置きすぎていた人は、これらの回答を参考に、少し距離を縮めても大丈夫かもしれませんよ。

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