すみかる住生活版

メニューを開く メニューを閉じる

南向きが最適?方角別に見る、部屋のメリット・デメリットはこれ!

2017/05/17

「部屋の方角」は一般的に言われる「南向き」が一番?

「部屋の方角」選ぶ基準って何?

お部屋や不動産物件を選ぶとき、やはり気になるのは「部屋の方角」ですよね。
一般的に「南向きが一番」とされていますが、気に入った物件が南向きでなかったり、予算より高かったりすると諦めて他の物件を探すこともあるのではないでしょうか。ですが、南向きにもデメリットがあるので、必ずしもベストチョイスとは限りません。

この記事では、東西南北、方角ごとのお部屋のメリット・デメリットをライフスタイルと絡めて分かりやすくご紹介します。

南向きのメリット・デメリット

「南向き」は日当たりが良いので、日中自宅で過ごす人におすすめです。

「南向き」は日中自宅で過ごすことが多い人におすすめ

南向きのお部屋の最大のメリットは日当たりの良さ。洗濯物が良く乾きますし、日中は照明なしで過ごすことができます。お部屋の温度も高くなるので、冬場も暖かく過ごせます。日中、自宅にいる人におすすめのお部屋です。

デメリットは他の方角に比べて家賃が高いこと。また暑がりの人は夏場の冷房代がかさむ可能性があります。日当たりが良すぎるので、フローリングやクロスが日焼けしやすく、家族の写真や好きなアーティストのポスターなどを貼ると色あせることも。人ももちろん日焼けの対象となります。家の中での紫外線対策も考えなければなりません。

東向きのメリット・デメリット

朝日が差し込む東向きのお部屋の様子

フレッシュな太陽の日差しで早起きできる!

東向きのお部屋のメリットは、太陽が昇る方角なので朝の日当たりが良く、太陽の日差しですっきり起きられることです。生活リズムが朝型の人におすすめのお部屋です。また、朝の日差しで部屋が暖まりやすいので、冬場でも朝から活動的になれそうです。夜型タイプで「体内時計を整えて毎日を健康に過ごしたい!」というように、生活スタイルを変えたいと考えている人にもピッタリ。

ただ、「早起きは苦手」「朝はゆっくり寝たい」という人にとって、朝の日差しのメリットは一転してデメリットに変わります。また、午後からの日当たりはあまりよくなく、日中自宅にいる人には不向きかもしれません。

西向きのメリット・デメリット

西日が差し込むお部屋。午後からの日差しが部屋を暖めてくれます。

「早起きは苦手」「朝はゆっくり寝たい」という人におすすめ

西向きのお部屋は、東向きのお部屋のデメリットがそのままメリットになります。朝日が差し込んでこないので、生活リズムが夜型タイプの人におすすめです。

午後から日差しが強くなってくるので、夕方に洗濯物が早く乾きます。「平日は外で働いているから休日にまとめて洗濯する」という人も、朝ゆっくり過ごして午後から洗濯すればOKというわけです。
夜は比較的お部屋が暖まりやすく、秋冬は暖房代の節約ができます。日中はあまり家にいないという人にも向いているお部屋です。

デメリットは、朝に日差しが当たらないために、部屋が冷え込むことです。起きるのが一層つらくなり、夜型のライフスタイルがそのままになってしまうこともありえます。

北向きのメリット・デメリット

日当たりが悪い北向きのお部屋。他の3方角に比べ人気が低く家賃が安めに設定されていることも

家賃が安めに設定されていることも

北向きのお部屋は、他の方角に比べて圧倒的に日当たりが悪くなります。冬場は寒く、結露や湿気が多くなってカビが生えやすかったり、洗濯物が乾きにくかったりとデメリットが目立ちます。また、喚起や掃除をこまめにしないといけないので、面倒くさがりの人には不向きと言えるでしょう。

ただ、他の方角に比べ、家賃や値段が安く設定されていることが多く、日が当たらない分、フローリングやクロスなどが日焼けしにくいというメリットもあります。日中にあまり家にいなくて日当たりを気にしない人におすすめです。

快適な住まいを探すために

方角ごとのメリット・デメリットは、主に日当たりが影響しています。お部屋の間取りや広さ、場所など、気に入った物件を見つけたら、日当たりを確認するために時間帯を分けて何度か足を運んでみるのもお部屋選びの一つの方法です。部屋の方角だけで一概に良し悪しは判断できません。あなたのライフスタイルを基準にして、お部屋や物件を探してみてはいかがでしょうか。

関連記事

CLOSE