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ハザードマップ

2016/11/25

地震対策で75%のケガは防げた!?ハザードマップの活用など

ハザードマップ

まずは危険箇所のチェック!ハザードマップを活用するには

ハザードマップは、区市町村など全国の自治体が作成し、自然災害による被害の範囲や程度などを地図上で予測しています。
さらに避難経路や避難場所、二次災害の発生予想か所などが記載されているので、地震などの発生時には的確な避難が可能になります。
万一地震が起こったとき、あなたや家族の安全や財産を守るために、ハザードマップは大変有効なツールです。
住んでいる自治体の役所や公共施設で印刷物の配布を受けるか、ホームページからのダウンロードなどで必ず入手しておきましょう。

活用法としては、まず自宅の位置に印を付け、最寄りの避難場所もマークしましょう。
洪水や土砂崩れ、地震、津波など、災害の種類によって避難場所が違う場合がありますから、それを知っておくことが重要です。
そして、地図に印を付けただけで終わりではありません。
必ず自分の足で避難場所まで歩き、所要時間や街のようす、危険な場所とマップで指定されているポイント、危険な感じがすると感じられる場所、さらに地形なども把握しておきましょう。

家族に子どもや高齢者がいるのであれば、その人たちの歩くスピードも計算に入れておくことが必要です。
各避難場所への所用時間を書き入れておくことも忘れてはなりません。
できれば、家族や近所の人と誘い合わせて歩いてみましょう。

負傷原因の75%を占める転倒家具やガラスの飛散を防げ!

固定していない家具が倒れて大けがをした――。
キャスター付きの家電製品や家具が、部屋中を動き回って、家の中が大きな被害を受けた――。

大きな地震が起こったら、倒れる家具や暴れ回る家具などが、人や財産を傷つける凶器に変身します。
阪神・淡路大震災でも、戸建て住宅・マンションにかかわらず、倒れてきた家具の下敷きになった例が数多くありました。
屋内で負傷した人の46%は家具の転倒や家財などの落下が原因であり、ガラスが飛び散ったことによるけがの29%を加えると、実に75%もの人が家具やガラスが原因でけがをしたことになります。
家具の安全対策は、身の危険を回避することに直結するのです。

そのために、日頃から家具をしっかり固定しておくことが不可欠になります。
固定するためのツールとしては、食器棚やタンスなどの重くて背の高い家具は、L型金具、ベルト式器具、ポール式器具、ストッパー式器具などで、壁にしっかり固定することが基本です。
本棚など収納物が飛び出してくる可能性のあるものには、飛び出し防止用ベルトの取り付けが書かせません。
ガラスの飛散防止のためには、家具のガラス扉や窓などに、飛散防止フィルムを貼っておくことが効果的です。
さらに、キャスター付きの家電や家具の移動を防止する「キャスター下皿」を置きましょう。

マンション住まい対策のポイントはここだ!

マンションやビルは、階層の高さによって揺れ方の種類や揺れの大きさが異なります。
阪神・淡路大震災では、1、2階では家具の一部だけの転倒にとどまった同じマンション内で、上層階の家具は大きく揺れたり倒れたり、さらにテレビが数メートル飛んだという報告もありました。
ビルの上層階では「長周期地震動」が起こり、上の階へ行くほど横揺れが激しくなるからです。
ピアノやキャスター付きの家具などが激しく空間を動き回ることもあり、マンションの居住者は家具の転倒やガラスの破片などで、けがを負うリスクが高くなることを知っておきましょう。
当然、壁の構造や素材に合った家具転倒防止用品で、しっかりと家具類や電化製品などを固定することが必要です。

マンションの場合、避難経路を確認しておくことも重要な地震対策となります。
通常のマンションでは自室から人が出入りできる開口部は、一部の窓を除き、玄関とベランダに限られる場合が多いでしょう。
地震や火災の発生時は、ベランダは「第2の避難経路」としてたいへん重要な脱出口となります。
家族だけではなく、上下階や隣の住民がスムーズに避難できるよう、極力物を置かないようにしましょう。
鉢植えやプランターは針金や釣り糸などでしっかりと固定しておき、増やし過ぎにも注意が必要です。
避難用ハッチの上部や仕切り板周辺には、決して物を置いてはいけません。
ベランダは多くの場合、そこに面した部屋の居住者に使用権は認められていますが、重要な避難経路であり共用部分であることを心しておきましょう。

地震対策と住み心地は比例する!?

負傷原因の75%は転倒家具やガラスの飛散と書きました。
逆に言えば、家具の転倒や運動防止対策とガラスの飛散防止対策を行えば、実に4分の3ものリスク回避ができるということです。
これらの防止対策は、すべての家庭がすぐにでも実行するべきだと思いますが、現実ではそれがなかなか進んでいません。
知識や情報の不足もあって、いつ起こるとも知れない災害に、リスクの実感が持てないからかもしれませんが、少しの手間と費用で安心・安全が手に入りますので、この機会に対策を検討してみてはいかがでしょうか?

家具の転倒防止やガラス飛散防止対策などをいっきにすべて片付けようとしても、費用や手間ひまを考えると、どうしても腰が重くなるのはしかたありません。
コツコツと着実に、少しずつ行っていけばいいのです。
たとえば、対策にかける毎月の予算を何千円と決めておき、毎月1か所か2か所の防災対策を実施するのです。
まずは一般家庭内で最も危険が多い場所と言われるキッチンから始め、食器棚の固定をします。
次の月は食器棚のガラス扉の飛散防止フィルム貼り、それが住んだら子ども部屋の対策をとる、という要領で進めていくのです。

すべて終えるのに一定の期間を要しますが、いつの間にか着実に進んでいて、防災対策が習慣化して家族一人一人の意識にも浸透していくことでしょう。
これは、専門業者などに発注して瞬く間に済ませてしまうことでは、決して得ることのできない価値かもしれません。
さらに、作業が進むに従って、家の中がどんどん片付いてすっきりしていくはずで、住み心地の良い住まいが手に入り石二鳥!
防災対策を少しずつ着実に行っていくということは、実は多くの効果を生んでくれるのです。

災害リスクをカバーする地震保険について専門家に聞いてみた記事も参考にしてみてください。

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