「DIY」には多くの工具が必要になります。
ドライバーで言うと手持ちで使う手動のドライバーと、電気を使うインパクトドライバーなど、その種類は多岐にわたります。
ここではDIYを始める上で必要な「手動もの」と、初心者でも安心して使える「電動もの」とに分けて、あなたのDIYライフを応援する「工具10選」をご用意しました。
DIYに必要な「手動工具7選」
メジャー
寸法を測るためには欠かせない工具です。メジャーは100均でも販売されています。最初は廉価な物でもかまいませんが、継続してDIYを楽しむ場合は、建設用のしっかりしたメジャーを買い求めることもオススメです。
建設用のものは、高い場所を図る時など、折れずにまっすぐ図ることができるので、ストレスなく作業が進むでしょう。
のこぎり
両刃のこぎりが定番ですが、まずは1つで2役こなせる万能型のこぎりが良いでしょう。
初心者や女性の場合は、扱い易い刃渡りが短いタイプを選ぶと安心です。
のこぎりを選ぶ際のポイントは使っているうちに刃が傷むとも考慮し、替え刃が購入できるものを選ぶと長く利用できます。
持ち手に角度がついているものだと力が入りやすく、切る作業が大変ラクに進みます。
カナヅチ
釘を打つときや面を合わせる時など、あらゆる場面で活躍するのが「カナヅチ」です。
反対側にくぎ抜きがついているタイプだと、釘打ちを失敗した時にも安心です。
最初は小さなものを選びがちですが、あまりに小さすぎると力を必要とするため、ほどよい重さと大きさのものを選ぶようにしましょう。
ドライバー
+(プラス)-(マイナス)のドライバーがありますが、一般的にDIYで使用されるのはプラスドライバーでしょう。
重いものを置いたり、丈夫さを求められる家具の場合は、釘よりも木ネジが多く使われます。
初心者の方でも電動ドライバーを使ったほうが効率的ですが、電動ドライバーでは手の届かないところなど、いつかは必要に迫られる重要な工具です。
サシガネ
平行線を正確に引くための定規です。直線だけでなく、直角、曲線など、様々な使い方ができます。
最初の墨付け(目印)を慎重に行わなければ、その後の仕上がりに影響が出てしまいます。
薄すぎ、軽すぎるものは避け、墨付けに狂いが出ないようにするために上質なものを選ぶようにしましょう。
水準器(水平器)
棚などを、まっすぐに取り付けたい時に活躍するのが水準器。
多くのものは中に蛍光色の液体が入っており、水平をとることで、中の気泡が真ん中を示すというものです。
最近はレーザータイプで水平を出すものもありますが、最初のDIYでは手軽な液体式の水平器でも十分でしょう。直角や45度を図ることが出来ます。
ペンチ
誤って打ってしまったくぎを引き抜いたり、手では曲げにくいものを曲げたり、根元の部分で切り取ったりすることが出来ます。
順調に作業が進めば、必要のないこともありますが、いざと言う時には頼りになる、無いと困る工具なので基本の道具として揃えておきましょう。
DIYにあると便利な「電動工具3選」
電動ドライバー
インパクトドライバーやドリルドライバーなど、ねじを打ち込む用途に応じて機能が違うものが多数あります。
また、コード式や充電式など、使い分けが可能です。小さなネジ閉めでしたら手持ちのドライバーで良いのですが、DIYとなるとネジ閉めの回数も多く、メインの作業となってきます。
初心者こそ必要なアイテムのため、最初はコード式の簡易タイプを選ぶなどして、様子をみながら順次買いそろえてみてはいかがでしょうか。
丸ノコ
厚みのある木材や面積の広い石膏ボードなど、大型の素材を扱うときに使います。刃渡りが広いため、細工用には適しません。
あると便利な道具ではありますが、使いこなすには多少の時間を要しますので、最初は大型のホームセンターなどで、木材カットサービスを利用することをお勧めします。
DIYを重ね、自分で切ったほうがお得だ!と感じたら買いそろえてみるのも良いでしょう。
ジグソー
刃が細かく、木材を曲線でカットしたり、細工を施すのに適しています。
初心者でも比較的簡単に扱うことができます。
のこぎりで作業可能な場合でも、電動ジグソーのほうが作業効率があがるでしょう。1台あるだけで、さまざまなDIYに活用できそうです。
これらのほかにも多くの大工道具があります。DIYを極め始めると、工具へのこだわりリが出てきそうですね。
工具は丈夫で長く使える物が多いので、慎重に吟味してあなたのお気に入りを買いそろえてみてはいかがでしょうか。
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