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育児ミルク

2016/11/22

解禁に向けて動き出した乳児用液体ミルクで、育児はグッと楽になる!

液体ミルクって、知っていますか?
赤ちゃんが飲むのは、母乳以外なら粉ミルクという選択肢しか基本的にないのが現状です。
なぜなら、現在の日本では液体ミルクは製造されていないからです。
しかし最近、液体ミルクへの注目度が急上昇しています。
育児をグッと楽にする乳児用液体ミルクについて、チェックしておきましょう!

育児ミルク

海外の育児ではよく使われている「乳児用液体ミルク」とは?

日本ではあまりなじみのない「乳児用液体ミルク」も、海外では一般的に販売されています。
紙パックやペットボトルに入っていて、開封してすぐに飲ませることができるので、とても楽です。

粉ミルクのように、お湯を沸かして、哺乳瓶を消毒して、分量をはかってお湯に溶かし、人肌まで冷ます……といった手順がいりません。開封して飲ませるだけ。

常温で保管することができ、持ち運びも楽で、清潔な水も粉を溶かすお湯も必要ありません。
液体ミルクなら夜中でも、外出先でも、パパでも、簡単にサッと赤ちゃんにミルクを飲ませることができるのです。

衛生的で安全な乳児用液体ミルク。日本で製造されていないのはなぜ?

とても便利な乳児用液体ミルクですが、現在まだ日本では製造されていません。
「衛生面や安全面で問題があるのかな?」という不安を持つ人もいるかもしれませんね。

ですが乳児用液体ミルクは、無菌充填製法という特殊な技術で製造されており、とても衛生的なのです。
これは高温短時間で殺菌したミルクをすぐに冷却し、常温でボトルに詰めるという製法で、ボトルにもキャップにも、もちろんミルクにも菌が入らないようになっています。
さらに味も損なわれず、美味しいミルクのまま完成します。
その状態で密封されているので衛生的で、安全面にも問題はありません。

粉ミルクの場合だと、家庭や外出先で調乳する際にどれだけ気をつけても多少の菌は入ってしまいます。
世界保健機関(WHO)と国連食糧農業機関(FAO)が共同で作成した「人口調乳のガイドライン」でも、液体ミルクが推奨されています。

厚生労働省 乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/dl/070604-1b.pdf

ではなぜ、日本国内では製造・販売されていないのでしょうか?
実は、その理由は「まだ法整備ができていないから」ということなのです。
食品衛生法では粉ミルク用の「乳児用調製粉乳」しか分類がなく、もし乳児用液体ミルクを国内メーカーが製造したとしても、通常の牛乳と同じ「乳飲料」としてしか表示できません。
つまり、赤ちゃん用のミルクとして販売できないのです。禁止されているわけではないんですね。

災害時の育児で大活躍する乳児用液体ミルク

衛生的で美味しく、常温での保存も可能。
密封されているため賞味期限も通常の牛乳などに比べてずっと長く、備蓄にも適している乳児用液体ミルク。
デメリットは「海外から個人輸入で購入するしかなく、時間もお金もかかる」ということです。

そんな乳児用液体ミルクが日本で大活躍したことがあります。
1995年の阪神・淡路大震災や、2011年の東日本大震災です。
災害時には精神的ショックやストレスで母乳が出なくなる女性もいますし、粉ミルクを調乳するための清潔な水の確保も難しくなります。
乳児用液体ミルクならそれらの問題点をクリアすることができるので、災害時の育児でとても役に立つんですね。
そんなわけで大震災のときには、海外メーカーの乳児用液体ミルクを被災地に送るという支援活動があったのです。

乳児用液体ミルクの解禁で、数年後には育児がグッと楽になる

現在まだ日本国内で流通していない乳児用液体ミルクですが、実は解禁に向けて少しずつ動き出しています。

2016年10月16日には、政府が乳児用液体ミルクを解禁する方向で検討に入ったと読売新聞などによって報じられました。11月14日には、政府が乳児用液体ミルクの普及に向け、関係団体などから意見を聴取したと報じられました。ここで日本乳業協会は、乳児用液体ミルクの製品化までに少なくとも数年かかるとの見通しを示したそうです。

乳児用液体ミルクが国内メーカーにより製造・販売されるのはまだもう少しかかりそうですが、将来の子育てにとって大きな一助になるといいですね。

液体ミルク、製品化に数年=政府調査会で乳業協会
http://www.jiji.com/sp/article?k=2016111400566&g=pol

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