この連載は、かつて、クリエイターならではの切なさや怒りの感情をマンガで表現し、多くのクリエイターたちの共感を呼んだ “ クリエイターあるある in 日影工房 ” のスピンオフ企画。日影工房の主要メンバーであり、「妊娠・出産・子育ての中で、仕事をする機会を奪われがちな女性の “ 働く ” をサポートしたい!」という想いから生まれたウーマンクリエイターズカレッジの創設者でもある松本えつを(役名:きのこ)さんが自身の出産体験を元に、ニッポン人女性の視点から妊娠・出産・育児にまつわる「あるある」をお届けします。(いえーる すみかる編集部)
こんにちは。電車に乗ることが苦手すぎて、すぐに仕事場の近くに引っ越すきのこです。
今回は、初めてマタニティマークをつけて出かけたときのお話だよ。
マタニティマークをカバンにつけて初めて電車に乗ったタイミングでいきなり紛失するなんて、きのこの悪運の強さもなかなかのものである。
それにしても、この「マタニティマーク」。
電車の優先席界隈にも掲示されていて身近なものにはなっているが、その認知度や実際の効果はどれほどなのだろうか。
また、最近では、逆に「マタニティマークを身につけていることで、不快な思いや身の危険を感じた」などの声も聞かれるが、その確率はどれほどなのだろうか。
調べてみると、意外な結果が……。